「秒速5センチメートル(映画)」の感想!やっぱり心にくるね

※2016/10/1更新

新海誠監督の新しい映画「君の名は。」が8月に公開されますね。

そして、それに先駆けて6月18日に、監督自ら書いた原作小説(といっていいのかは微妙ですが)が発売されます。

公開前にどういった話なのか、知れるので超楽しみです^^

 

公開前に内容を知るなんてつまらないと思うかもしれませんが。

新海誠監督の作品はどれも好きで、派生した漫画とかも読んでいますけど、結構違いがあるので内容を知ったからといってつまらなく感じたことはないですねー。

綺麗な映像や音の組み合わせて、映像と漫画や小説とは違ったものに感じれますしね。

 

なので、原作小説発売が非常に待ち遠しい。

そこで、ちょっと過去の作品を見直して気分を落ち着かせようと思ったんです。

そして、最初に選んだのは映画「秒速5センチメートル」。

秒速5センチメートル

1度見ているから、いくら鬱アニメといわれていようとも、さすがに今回は見終わった後に暗くなったりしないだろうと思っていましたが・・・

以下、秒速5センチメートルの感想について書いていきます。

※ネタバレ要素があるので、ご注意ください

 

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秒速5センチメートル全編通しての美しさ

相変わらず、美しい映像と音楽です。

1度見ているので、最初の桜のシーンですでにぐっときてしまいましたが^^

全編を通して、過去の作品とは思えない美しさです。

映像技術が格段に進化した現在にもってきても、これ以上に美しいアニメってなかなかないですよね。

 

その中でも、特にお気に入りなのは、澄田さんが1人で草原に立っているシーンです。

風が強いから雲が動き、動いた雲で太陽が隠れて、地面も曇る。

そして、雲から太陽がでてくると、明るくなる。

物凄く爽やかで、美しいと思うんです。

 

音楽に関しては、遠野くんが、明里さんと会った次の日に電車に乗っていくシーンがやばいですね。

「one more time , one more chance」のコーラスがここでくるとは。

完全にやられました。

 

後、映像と音楽だけでなく、小説なら地の文にあたる、キャラクター達の独白もなかなか。

いちいち詩のような表現で、自分の感情を表現していて。

それが綺麗な言葉でつむがれているので、素敵なんです。

 

そんな感じで、全編を通して美しい映像などを見れるのが「秒速5センチメートル」の魅力の1つですね。

遠野くんがかわいそう?

1回目見たとき、遠野くんを思い、泣いたもんです。

どんなに特別な相手を思っていても、親の都合な距離といった、どうしようもないことに左右されて離れ離れになる。

子供の頃の恋愛を大事にして生きていくけど、いつの間にか時間や社会に磨耗され、純粋さを失っていく。

あげくに、明里さんは別の男性と結婚するんですから。

 

自分が遠野くんの立場だと、多分高校の頃でさえ、純粋さを保つのは難しい。

絶対、澄田さんと付き合う^^

そして、明里さんのことは、それはそれ、これはこれと割り切るはず。

でも、遠野くんは純粋だから、そんなことはしなかった。

なのに、明里さんは別の男性と結婚するのか。

つらいなー。

 

そんな風に思い、遠野くんかわいそうと思ってました。

が!

今回見たときは、全く印象が異なってきました。

 

澄田さん、水野さん側にたつ方が心にくる

遠野くん、明里さんのことを思うのはいいけど、澄田さん、水野さんへの態度は何だ。

 

2人きりであんなにいい感じになったりと、思わせぶりな態度をとっているのに、澄田さんに全然向き合ってない。

あんなにいい子なのに、それはないんじゃないのか、そう思いましたね。

自分があんな態度をとられて、踏み込んでみたら自分のことなんか全然見てなかったことを思うと、暗い気持ちになりますよ。

 

でもまあ、澄田さんの方は、百歩譲ってまだいいですよ。

高校生でまだ幼くて自分のことで精一杯なのもわかるし、なんだかんだいって付き合ったりしたわけではないんですから。

でも、水野さんの方はダメでしょう。

 

映画は、小説とかと違って、水野さんのことあんまり出てこないですけど。

3年間付き合ったのに、あんな台詞をいわせて、別れを切り出させるんですから。

遠野くんのことをボロカスにいって別れるんじゃなく、最後まで自制して冷静に、相手を思って別れを切り出す気持ちを考えると、かなり心にきます。

 

今回は、完全に澄田さん、水野さん目線で見るようになってしまいましたね^^

そして、今回は遠野くんを思って心にくることはありませんでしたが、澄田さん、水野さんを思って、やっぱり心にきてしまいました。

 

終わりに

「君の名は。」の原作小説が発売直前なので、それにあわせて見直した「秒速5センチメートル」の感想を書いてきました。

なんか見方として間違っているかもしれませんが、今回も見終わるとやっぱり心にきますね。

でも、いい作品なので、嫌な気分にならないのがいいです。

上に書いたこと以外にも、魅力的なシーンありますし。

例えば、芸の細かいことをして、澄田さんちの柴犬のかわいさを見せ付けてくるところとか^^

だって、あの子、どうやら人が大好きっぽくて、遠野くんがいる間はしっぽぶんぶんふっているんですが、遠野くんが見えなくなると、一瞬しっぽの動きが止まって落ち込んでいるんですもん!

ストーリーとは全然関係ないのに、萌えさせられました。

 

というわけで、「秒速5センチメートル」を見たわけですが、「君の名は。」への期待がより高まってしまいましたね。

かなり楽しみで、待ち遠しいです。

コパアメリカやユーロ2016で忙しい時期ですが、原作小説がでたら速攻買って読むことに決めました!

でも、それまでは、他の新海誠作品を見ていきますかね。

「ほしのこえ」も「海のむこう、約束の場所」も「言の葉の庭」もありますから。

 

映像が気になった方は、Huluの無料視聴で試してみてください。

ただ、記事作成時と異なり、掲載が終了している可能性もありますので、ご注意を。

Hulu

 

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