「言の葉の庭(映画)」の感想!正反対の2人の関係が面白いな

※2016/10/1更新

以前「君の名は。」の原作小説発売記念として、「秒速5センチメートル」を見直した感想を書きました。

そして、今回は第2弾として、新海誠作品の中で「君の名は。」の直近に発表された「言の葉の庭」も、Huluにあったので、見てみたので感想を書いていこうと思います。

「秒速5センチメートル」の方は、澄田さん、水野さん目線で見るという邪道なことをしてしまいましたが、「言の葉の庭」ではそんなことせずに、ニュートラルな立場で見てました。

そしたら、他にも魅力的な要素はいっぱいあったのですが、タカオとユキノさんの二人の対比が面白くて、ひきつけられました。

 

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「言の葉の庭」の感想

言ノ葉

映像の美しさと謎

でも、まずは新海作品ですから、映像美について言及しないといけないですよね。

今回も素晴らしかったですね。

鮮やかな色合いが美しくて。

 

「秒速5センチメートル」に比べて都会での話のなので、雄大な景色はありませんでしたが。

代わりに、水の映像がすごくいい。

雨粒が一定でなかったり、小屋の屋根から落ちてくる水がそれぞれ大きさが変えられてたりしていて、すごくこだわっているのが伝わってきます。

小屋の外などからの視点のときは、雨の向こうに孝雄たちが。

小屋の中や室内からの視点の時は、タカオたちの向こうに雨があって、雨が重要なファクターになる作品だけに、そういうところにこだわってくれるとうれしくなります^^

 

ただ、1つわからなかったところがあるんですよね。

「言の葉の庭」には、実写かと思うほど精密に描かれているシーンと、童話の挿絵のような色合いで描かれているシーンがあって、両者をどういうときに使い分けているんだろうということなんですが。

何度か見てみても、いまだにわかりません。

最近は描き方なんて変えてなくて、ただ光の加減や視点の変化で2つあるように私が勘違いしているだけという気もしてきました。

実際、どうなんでしょうね。

 

女性陣が若すぎる

また、「言の葉の庭」の女性陣が、若くてびっくりしましたね。

ユキノさんを初めて見たときは、正直20歳ぐらいだと思ったんです。

というのも、声がめちゃくちゃ若いし、孝雄のノートを覗き見るときのしぐさなんて中学生や高校生みたいだったし。

でも、スーツ着てるから高校生ってことはないし、高卒で働いている女性なのかなと。

さすがに、大学でて数年たってるキャラで、あの声にあのしぐさはないわと思ってたんですけどね。

まさか、25超えているとは・・・

完全に読み間違ってました・・・

 

後、お母さん若すぎでしょ!

ラムの声ということもあって、こっちが25歳ぐらい見えました。

兄貴の年を考えると、そんなことは絶対ないんですけど。

しかし、現在の母より、タカオが子供だった頃の母の方が落ち着いて見えたのには、ちょっと笑ってしまいました^^

 

タカオとユキノさんの関係

けど、「言の葉の庭」で最も気に入ったのは、タカオとユキノさんの関係なんです。

 

普通に考えると、まだ15歳で子どものタカオと、教師で大人のユキノさんだったら、ユキノさんがしっかりとし、タカオがガキの行動に出るとなるでしょう。

そういった正反対の2人を描きつつ、時には逆転したりしながら恋愛に発展させる。

特に、年の差の恋愛の場合、それが一般的だと思うんです。

 

でも、精神的に強いのタカオに対して、精神的に弱いユキノさん。

前を向いて着実に歩いているタカオに対して、前に進めないユキノさん。

問題を解決しようとするタカオに対して、イジメられていたユキノさん。

独り立ちする術を見つけようとするタカオに対して、依存してしまうユキノさん。

 

本来タカオの位置にユキノさんが、ユキノさんの位置にタカオがいるんでしょうけど、全く逆になっていました。

子どもが大人っぽい行動に出て、大人が子どもっぽい行動にでていて、その対比が面白かったんです。

 

まぁ、2人の場合、それぞれがそういう風な行動をとってもおかしくないんですけど。

タカオは、お母さんがあんな感じだったら、そりゃ精神的に大人になるのもわかりますし。

一方、ユキノさんは、タカオへの依存が普段の生活にあらわれている。

元彼に、別れてからも相談にのってもらっているのに、まだかっこつけようとする。

出会ってそんなにたってないのに、高いプレゼントを贈るといったことをしていたら、精神的に子どもで依存度が高い人物だということが伝わってきますから。

 

でも、やっぱり一般的な役割とは逆転した関係に2人にはあるわけで。

でも、正反対の関係にはあるんですから。

その描写に引き付けられてしまったんです。

 

終わりに

「君の名は。」の予習のために見た「言の葉の庭」の感想を書いてきました。

全体的に美しい恋愛作品といった雰囲気の「言の葉の庭」を見ていると、「君の名は。」への期待もいやがおうにも上がってきますね^^

Huluで見直していない新海誠作品は、「ほしのこえ」も「海のむこう、約束の場所」ですね。

この2つも公開前にみないと^^

 

映像が気になった方は、Huluの無料視聴で試してみてください。

ただ、記事作成時と異なり、掲載が終了している可能性もありますので、ご注意を。

Hulu

 

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