ファイアパンチの感想!これはとんでもない漫画だわ【3巻の感想追記】

ファイアパンチの感想ネタバレ

※導入にあたる1,2巻と、3巻を分けて、3巻の感想を追記しました。

今回は、藤本タツキさんの漫画「ファイアパンチ」の感想を書いていきます。

 

「ファイアパンチ」は、かなりパワーのある漫画で。

読み終わると、「こ、これは」となって、ちょっと呆然とさせられる人もいると思います。

そんな漫画なので、いつか大々的にブレイクしないかなと思っていたのですが。

とうとう「このマンガがすごい!2017」のオトコ編3位になったよう!

1位の「中間管理録トネガワ」も面白漫画ですが。

この「ファイアパンチ」も全然ひけをとらない作品だと思っているので。

これはかなりうれしい^^

そこで、せっかくなので「ファイアパンチ」の感想を書いていこうと思ったんです。

さっそく開始しますが、ネタバレ要素があるので、ご注意ください。

また、連載中の作品ですので、この記事では3巻までの感想になります。

 

「フィアパンチ」の感想(2巻まで)

世界観がすごい

まず、「ファイアパンチ」のなにが凄いって。

世界観がものすごいです。

 

雪にとざされ。

病気も蔓延し、食料も当然ない。

祝福という、贈り物なのか呪いなのかわからない能力を持つものがいて。

皆生き残るために、少なからずどこか狂ってしまっている。

そんな世界なんです。

 

誰かがなにかひどいことをしたとしても。

それが自分の欲望のためにしたのなら、まだ普通だと思えます。

だって、それを行った人間が、自分の欲望のためにしたとは限らず。

人のために行動していることだってあるんですから。

どっちがたちが悪いんでしょうね。

 

キャラクター達もキテる

そんな世界なので、メインとなる登場キャラクター達は。

そろいもそろって、かなりキテる人物ばっかです。

 

主人公(アグニ)は、唯一の肉親だった妹(ルナ)の敵に、自分も攻撃を受け。

再生能力の祝福のせいで、8年間も炎に焼かれながら。

炎を消すのではなく、痛みを我慢する手段を身に着け。

敵を探しだそうとしています。

 

いくら強い再生能力をもっているとしても。

8年間耐えるというのは尋常じゃないし。

しかも、我慢してるだけですからね。

ぞっとする話です。

 

また、妹の敵が所属する国のトップ、ユダは。

アグニ同様、強い再生能力があるため、自身を顧みない戦い方や。

冷酷で合理的な戦い方をする女性。

そして、様々な祝福能力者を、国の生活維持のために利用します。

イメージとしては、「彼岸島」の吸血鬼が人間にしていたような感じ。

自分のしていることを自覚しながら。

それでも行動するたちの悪さをもったキャラクターです。

 

でも、現時点で最悪なのはトガタでしょう。

映画鑑賞が趣味だったけど、それが燃やされてしまったので。

代わりに、アグニを主人公とした映画を撮影して楽しもうとする女性。

自分の楽しさを優先するので。

映画の完成度を上げるためなら、なんだってします。

無関係の人を巻き込むことも。

人を惑わすことも、なんでも。

 

他にも、問題のある人物ばかり。

唯一、サンとネネトの少年少女がまだマシですが。

それ以外は、ね。

でも、長いこと生きていて、歯車の狂わないような甘い世界じゃないですから。

どこか普通じゃないと生き残れないんでしょうね。

 

「フィアパンチ」3巻の感想【追記】

今後バトル要素に期待できそう

とんでもなく引き込まれてしまう第1話を含む1巻。

それに引き続く第2巻は、実質トガタが主人公みたいな話になっています。

なので、バトル要素よりも。

トガタの性質や、この世界の状態などが描かれています。

この段階では、最終的に「氷の魔女」を倒し行くと思っていたのに。

「氷の魔女」は実在しないものだとなって、思いっきり覆されましたしね。

 

でも、せっかくのバトル要素満載の主人公なんですから。

正直なところ、もっとバトルが欲しいなと思っていたんですよね。

 

そうしたら、第3巻から一気にバトル要素が増えてきますし。

しかも、凍っていた心が溶け出してきました。

なので、今後は熱い展開も増えてきて。

一時期あきらめつつあったバトルが、期待できると思うんです。

実際、敵のダイダとの闘いでは、倒れても起き上がり。

倒れても起き上がる、王道的なバトルを見ることができましたから。

しかも、いないと思っていた、ラスボスっぽい「氷の魔女」も現れましたしね。

 

アグニはどこに行くんだろう

3巻では、アグニの本当の思いが、存分に描かれていましたね。

表立っては、ドマに復讐したい、他人なんてどうでもいいといっていましたが。

アグニは、復讐を果たして早く終わらせたいと思っていたといいます。

でも、それもアグニが自分をごまかしているもので。

本当の本当は、生きていたくて、復讐はその言い訳にすぎないこと。

また、自分なりの正義があることを、自覚します。

 

このような自分の本当の気持ちと向き合ったことで。

上にも書いた通り、アグニの凍っていた心は溶け出すことになったわけですが。

 

でも、復讐の相手がいなくなり、活動の根源が無くなってしまい。

かつ、生きたいと思っていた気持ちも揺らいでしまったことで。

アグニってどこに向かっていくんでしょうね。

 

普通に考えるなら、根源的な敵である「氷の魔女」を倒しにいくんでしょう。

ルナが幸せに生きることができなかったのは。

彼女が元々の原因ですし。

 

でも、この作品は、そんなスタンダードにいくような作品じゃないような気もするんですよね。

最終的に「氷の魔女」を倒しに行くにしても。

なにか一ひねりがあると思うんです。

2巻見る限り邪悪な存在で。

3巻では絶対相対することになると思っていたトガタが、あんなに丸くなるんですから。

予想通りに進むわけがないというかね。

 

いや、続きが楽しみです。

 

終わりに

というわけで、「ファイアパンチ」の感想を書いてきました。

世界観はぶっとんでいますし。

そこで生活してきたせいで、同じくキャラクター達もぶっとんでいて。

非常に面白い漫画になっています。

まだまだ巻数が非常に少ないので。

追いつくにはちょうどいいですし、おすすめですよ。

以上、ファイアパンチの感想!これはとんでもない漫画だわ、でした。

スポンサーリンク
こちらも読まれています