【金の国水の国の感想】美しさとかっこよさがあいまった物語

金の国水の国の感想

今回は、岩本ナオさんの漫画「金の国水の国」を読んだ感想を書いていこうと思います。

岩本ナオさんの作品は、「ジャイアントキリング」に感化されてサッカー観戦をはじめたという。

変わった始まり方をするルポ漫画「ジャイキリ読んで〇〇してきました」が初めてでした。

それからもいくつか作品は読ませていただきましたが。

ちょっと変わった作品が多い印象です。

でも、「金の国水の国」に関しては、設定などはかなりユニークですが。

背景に流れる物はかなり王道な感じがして。

誰にでもおすすめできる作品になっています。

なので、「このマンガがすごい!2017」の女性部門で1位をとったのも納得です。

 

では、そんな「金の国水の国」の感想を始めていこうと思います。

ネタバレ要素があるのでご注意を。

 

「金の国水の国」の感想

美しい世界観

「金の国水の国」は、仲の悪いA国とB国の仲を取り持つために。

お互いの若者を夫婦にすることになり、それに選ばれたサーラとナランバヤルだったのに。

それとは関係ないところで出会い、ひかれあっていく作品ですが。

まずもって目につくのは、その世界観の美しさ。

 

A国は、オリエンタル文化といった雰囲気が。

B国は、チンギスハーンとかがいた元な雰囲気があちらことらに現れていて。

普段からかなり独特なエキゾチックさを感じさせてくれるんです。

 

前半、中盤、後半とそれぞれ盛り上がりどころがあり。

その時々に、非常に力が入った絵が描かれていて。

そこは当然素晴らしいんですが。

そうじゃない本当に何気ないところまで十分美しい。

そこがかなり気に入っています。

 

土の臭いのするかっこよさ

人物に関しては、サーラのいざというときの心の強さや。

健気さなんかも人気になると思うのですが。

個人的には、ナランバヤルのかっこよさが気に入っています。

 

少女漫画の男性キャラで、男から見てもかっこいいというキャラって意外と少ないんですが。

ナランバヤルは、汗がいい匂いしそうな感じのキャラではなく。

土臭さや泥臭さを感じるようなカッコよさをもったキャラで。

男から見てもかっこいいキャラだと思うんですよね。

B国出身なのに、このままでは終わってしまうA国を救うためにムーンライトを取り込む流れや。

1巻完結の漫画なので、詳細は描かれていませんが。

彼がしていること、今後行って言うであろうことを考えると。

そう思ってしまうんです。

 

最近の海外ドラマ的なコメディ要素の取り入れ方

「金の国水の国」は、全般的にシリアスな作品ではありますが。

でも、ところどころコメディ要素が織り交じっています。

シリアスを邪魔しない程度に。

 

これって、最近のコメディ海外ドラマの流れにそっくりだなーと思ったんですよね。

昔のコメディ海外ドラマって、狭いスタジオだけで撮影されて、笑い声が後ろから聞こえてくるってイメージかもしれませんが。

今の海外ドラマは、ちゃんとストーリーがあって、コメディ要素はそのストーリーを邪魔しない程度に取り込まれているって感じが流行していますから。

特に、アメリカのドラマ制作会社のHBO作品とか、そんなイメージで。

まぁ、「金の国水の国」では下品な表現とかはなくて。

その点は違いますけどね^^

 

名前覚えるのには苦労した(笑)

この「金の国水の国」を読む上で、一番の敵は間違いなく登場キャラの名前でしょう。

サーラはいいですよ、サーラは。

でも、ヒーローは、ナヤンバラル。

サーラの姉はレオポルディーネ。

猫は、オドンチメグですから。

こんな一発変換なんて絶対できない名前なんて、一回読んだだけじゃ覚えられないし。

読み終わったら覚え続けられない^^

この記事も、名前間違い起こしそうで、心配で本を横に置いて書いてますからね。

 

レオポルディーネでスピンオフをぜひ!

「金の国水の国」は終わってしまいましたが。

できたら、レオポルディーネでスピンオフ作品を書いてほしいなって思ってます。

最低でも10巻ぐらいはつづくようなやつを。

 

レオポルディーネは、作中で最もA国を愛していて。

また、頭がキレ、情勢を読む力も備わっていており。

A国を守るためなら、どんな手段も選択できる覚悟をもった女性だと感じました。

芯の部分では、とても優しい心を持っているにもかかわらず。

 

なので、もしA国に不利益があったら、彼女とムーンライト、それからライララが。

それらを処理するはず。

心を痛めながらも。

 

きっとそれを描いても、「金の国水の国」みたいな綺麗な作品ではなく。

もっとドロドロした内容になるでしょうけど。

でも、レオポルディーネたちの、華やかなのに泥をすすってでも行動する姿って。

ナヤンバラルとも違ったかっこよさがあって、きっと魅力的だと思うんです。

ですから、その姿を描いたスピンオフが見たいなーと思うんですよ。

 

終わりに

というわけで、「金の国水の国」の感想を書いてきました。

いや、この内容をよく1冊にまとめたなーと、何度読んでも感心しますね。

サーラとナヤンバラルも魅力的なんですが。

他にも魅力的なキャラがいて、彼女らもちゃんと動いている感じがするのに。

それをまとめあげるんですから。

もしまだ読んでいないいらっしゃらないなら。

全1巻の作品で、すぐに読み終わるのでぜひ一度試してみてください。

おすすめですよ。

以上、【金の国水の国の感想】美しさとかっこよさがあいまった物語、でした。

スポンサーリンク