「ひとり暮らしの小学生」を読んだ感想【第2巻「江の島の空」追記】リンちゃんは小悪魔的

ひとり暮らしの小学生の感想


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最近チラホラ見かけるようになった「ひとり暮らしの小学生」。

人気のwebコミックとの話なんですが、全く知りませんでした。

恥ずかしぃ。

でも、見るようになってからは気になっていたので、ついに読んでみたんです。

今回は、その「ひとり暮らしの小学生」を読んだ感想を書いていこうと思います。

ネタバレ要素もあるので、ご注意を。

 

「ひとり暮らしの小学生」とは

まず、「ひとり暮らしの小学生」ですが。

主人公のリンちゃんが、食堂を切り盛りしながら、江ノ島で一人暮らしをしている様子を描く、ほのぼの系ギャグ漫画です。

絵はこんな感じ。

このマンガがすごい! comics ひとり暮らしの小学生 江の島の夏 (このマンガがすごい!comics)

今だと現実にはありえない話ではありますが。

1980年代という、微妙にありえそうな時代設定が絶妙です^^

 

当然、小学生がやっている食堂が流行るわけがなく。

家計は火の車なんですが、本人の健気さで乗り切っています。

基本的には、ほのぼのギャグといった感じですが。

そういう場面では、ホロっとさせられるんです。

 

「ひとり暮らしの小学生」の感想

リンちゃんは小悪魔的

なんというかリンちゃんは、小悪魔的だなーと思ってしまいました。

対象は幅広く、男性だけじゃなく、女性も含みますけど。

本人は貧乏でも、他の人になにかねだったりせず、苦しくても健気に頑張るんですが。

その健気さが、他の人にとって問題なんですよね。

 

あの健気な姿をみたら、冷静ではいられません。

普段は、ヘタレで逃げがちな教師でも、リンちゃんのためなら身体をはりますし。

また、気の強いお嬢様だって、リンちゃんの前ではかたなしですから。

後、たとえ食堂でのご飯がおいしくなくても、それをださないお客さんなんかもそうですね。

 

本人には自覚はありませんが。

人たらしというか、なんというか。

周りにの人にとっては、小悪魔的な存在なんです。

 

ひとり暮らしを選択したのもわかる

リンちゃん、公の機関を頼れば、一人で生きていかなくてもいいはずです。

でも、リンちゃんひとり暮らしを選びます。

漫画だからそんなに理由はないのかなと、最初は思っていたんですけど。

でも、同情を嫌うシーンをみて、見方が大きく変わってしまいました。

 

生活が苦しくても、一人でいる寂しさを味わっても、それでも同情を嫌うんですから。

健気さや、アホっぽさに隠れがちですが、しっかりとしたプライドを持っているのがわかります。

そして、その中には、一方的な人の助けを享受しないというものも含まれているんでしょう。

そうであるならば、公の機関の助けを求めずに、一人暮らしをしているのもうなずけます。

 

自分の面倒は、自分でみるっていうのが、彼女にとって当たり前なんでしょうね。

小学生でそこに行きつくって、相当なことなんですけど。

これがまた、目頭を熱くするというか^^

 

メシマズにならなくて本当に良かった

そんなリンちゃん、最後に中学生になっているんですが。

あんなに不味かった食堂のご飯が、そのころには美味しくなってたんです。

リンちゃんは、上に書いたように小悪魔的な魅力があります。

ただ、それは幼さと健気さが合わさって初めて発揮できるもの。

なので、年をとるごとに、失われていくはずです。

 

実際、中学生のリンちゃんを見る限り、爽やかな美少女といった感じで。

小学生の頃とは印象が随分ちがっていましたし。

これがもっと大きくなって来たら、ますます雰囲気が変わるでしょう。

 

そうなったとき、小学生の頃なら許されていたメシマズも。

だんだんと許されなくなっていくんじゃないかと心配してたんです。

でも、中学生の段階でメシマズを乗り越えていたんですから。

もう安心ですね^^

 

終わりに

というわけで、「ひとり暮らしの小学生」の感想を書いてきました。

メインをリンちゃんにしていたので、他のキャラなんかへの言及は少なかったですが。

周りの友人や、大人たちもいい味出しているキャラが多く、そこも魅力です。

 

この本は、大爆笑するような物語ではありません。

また、ものすごい伏線や、戦いがあるような話でもありません。

なので、少年誌的なストーリーの面白さを期待するとがっかりするかもしれません。

しかし、リビングやお風呂なんかで、のんびりくつろいだりしたいとき。

移動時間が結構あって、落ち着いて漫画がよみたいときなんかにはオススメ。

クスっとしたり、ホロっとしたりといった、そういった楽しみをするのにピッタリの本ですから。

以上、「ひとり暮らしの小学生」第1巻の感想でした。

第2巻「江の島の空」について

第1巻「江の島の夏」に続き、第2巻「江の島の空」が発売になりましたね。

これによって、「ひとり暮らしの小学生」は最終巻になったようです。

そんな「ひとり暮らしの小学生 江の島の空」を読んだので、その感想を追記していきます。

基本的なところは第1巻「江の島の夏」と変わらないので。

「江の島の空」に関するところをだけを。

 

亮くんも主役に

「江の島の空」の特徴として。

リンちゃんがメインで。

その健気さなんかを楽しむ漫画なのは変わっていないのですが。

でも、それと同じぐらい、同級生の亮くんの行動も中心になってきます。

「江の島の夏」では、リンちゃんのまわりにいるキャラの1人といった扱いでしたが。

「江の島の空」になって、亮くんの露出や描写が確実に増えていますから。

 

甘酢っぺぇ

では、なぜ亮くんが主人公級になったというかというと。

「江の島の空」全体を通して。

甘酸っぱい恋愛要素が、一気に増えたためです。

いや、「江の島の夏」でも、同級生の亮くんは明らかにリンちゃんのことが好きなのですが。

でも、第2巻になると、それがもうね。

「かぁ、あまずっぺぇ」と言いたくなるような感じなんですよ。

彼と同級生だったら、確実にからかってしまうほどに^^

 

自分の小学生ぐらいの頃を思い出すと、自分はそんなに恋愛に興味はなく。

また、周囲の人間もそんなでもなかったので。

小学生の頃ってこんなだったかなーとは思わないでもないです。

9歳で、4年生ぐらいだし。

でも、そういうリアルのことはどうでもいいぐらい。

過ぎ去った甘酸っぱさを堪能できましたね^^

 

中学生以降のりんちゃんを知ることができる

もう1つ亮くんの露出が増えた原因として。

亮くんが引っ越してしまい、リンちゃんと離れないと行けず。

その亮くんの心理描写などにも力を入れているというのもあります。

しかし、「secret base~君がくれたもの~」もそうですが。

恋愛が絡んだ小学生の引っ越しとくると。

心が締め付けられるものがありますね。

 

そんな感じで離れ離れになった二人ですが。

ラストに夢をかなえた亮くんのエピソードが描かれているんです。

「お、リンちゃんと、くっついているのか!」と思いきや、まさかリンちゃんと再開なし・・・

 

昔、新井理恵さんの「タカハシくん優柔不断」という漫画があったんですよ。

そこでは、主人公が100%悪いんですが。

「現実はこうだ」的な、救いのないラストが待っているんです。

私の漫画史上、かなりの上位レベルの。

 

そして、亮くんがリンちゃんと再開せず、大人になっているというところを読んだときは。

この漫画を思い出し、「ひとり暮らしの小学生」もビターエンドか、とも思ったんですけど。

でも、実際は・・・。

 

ここは最大のオチ部分なので、明言は避けておきますね。

でも、第1巻「江の島の夏」で中学生になり。

ご飯もおいしくなって、食堂を切り盛りしていたリンちゃんが。

その後、どうなっていたのかがわかります。

 

とりあえず、私が亮くんの立場なら。

別れの時に言った言葉を聞いて、自分に会うために色々してくれたんだろうと確信し。

自分に気があるなと思ってしまうのは間違いない^^

 

終わりに

終わってしまいましたねー。

ちょっと寂しいですが。

物語の場合、これは避けることができませんし。

というか、むしろ何年何年も続きがでない作品もあるので。

終わったことは、喜ばないといけことなんですけどね。

まぁ、次回作に期待しましょう。

以上、「ひとり暮らしの小学生 江の島の空」の感想の追記でした。

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