現在ではモバイルWi-FiルーターのWiMAX2+、格安スマホの格安SIMを利用する方の数が増えました。
それぞれのサービスが一体何を指しているのか簡単に見ていきましょう。
WiMAX2+:工事不要でインターネットのデータ通信が無制限で使い放題のモバイルWi-Fiルーター(データ通信無制限はギガ放題プランへの加入)
格安SIM:ドコモやソフトバンクなどの大手キャリアではなく、通信設備を借り受けて安い料金でスマホを提供しているMVNO(仮想移動体通信事業者)
このWiMAX2+と格安SIMを併用すると、今まで以上に通信費節約ができますよ。
「毎月の通信費を安く抑えたい」「ネットは制限なく快適に使いたい」と考えている方に、WiMAX2+と格安SIMの併用がおすすめです。
このページではWiMAX2+と格安SIMを組み合わせることで、なぜ通信費節約に繋がるのか理由をまとめてみました。
WiMAX2+は光回線の使用料よりも安い
自宅の固定回線の光回線は、1ヵ月で5,000円程度の費用がかかります。
入会するサービスや料金プランで変わりますが、1ヵ月5,000円程度が相場だと見て間違いはありません。
しかし、光回線からWiMAX2+に切り替えるだけで、毎月のコストを大幅に削減できます。
以下ではWiMAX2+のプロバイダ別で、どのくらいの料金が発生するのか見ていきましょう。
- Broad WiMAX:月額2,726円
- カシモWiMAX:月額2,680円
- GMOとくとくBB:月額3,609円
- @nifty WiMAX:月額3,670円
- BIGLOBE WiMAX:月額3,695円
- So-netモバイル WiMAX2+:月額4,179円
プロバイダによって、「最初の3ヵ月は月額○○○○円」「4ヵ月目以降は○○○○円」と決められているため、必ずしも定額ではありません。
それでも、光回線からWiMAX2+に切り替えるだけで、毎月の料金を抑えられるのは紛れもない事実ですね。
1ヵ月間でインターネットの通信費が2,000円安くなれば、1年間で24,000円も違います。
格安SIMは大手キャリアよりも月額料金が安い
格安スマホを提供している格安SIMは、「ドコモ」「au」「ソフトバンク」などの大手キャリアよりも遥かに月額料金が安いのが特徴です。
毎月のスマホ代を節約する目的で、格安SIMに乗り換えているユーザーは以前よりも増えました。
ここでは、「音声通話対応プラン」「1ヵ月のデータ容量は3GB」という条件で比較して、格安SIMの契約による月額料金を紹介していきます。
- DTI SIM:月額1,490円
- DMMモバイル:月額1,500円
- mineo(マイネオ):月額1,510円
- U-mobile:月額1,580円
- エキサイトモバイル:月額1,600円
- 楽天モバイル:月額1,600円
- BIGLOBEモバイル:月額1,600円
- LINEモバイル:月額1,690円
- OCNモバイルONE:月額1,800円
大手キャリアでiPhoneを使うと仮定した場合、1ヵ月間で10,000円のスマホ代を支払うケースも少なくありません。
しかし、大手キャリアから格安SIMに乗り換えるだけで、簡単に通信費の節約ができます。
もし光回線と格安SIMの併用で1ヵ月10,000円の通信費節約に成功すれば、1年間で12万円になりますのでかなり大きいですよね。
WiMAX2+と格安SIMに乗り換える上で押さえておきたい手順
モバイルWi-FiルーターのWiMAX2+は、ギガ放題プランであれば1ヵ月間のデータ使用量に制限はありません。
格安SIMに乗り換えて1ヵ月当たりのデータ使用量の上限が1GBや3GBなど少なくても、WiMAX2+さえ持っていれば自宅や外出先でコストを抑えながらインターネット通信ができます。
皆さんが考えている以上に通信費節約ができるため、WiMAX2+と格安SIMの併用は効果的なのです。
以下ではWiMAX2+と格安SIMに乗り換える上で押さえておきたい手順を紹介していますので、具体的に何をすれば良いのか見ていきましょう。
- まずは月額料金や契約期間で比較してWiMAX2+のプロバイダを選ぶ(端末は自宅での利用がメインの方はSpeed Wi-Fi HOME L01s、外出先でも使うならSpeed Wi-Fi NEXT W05がおすすめ)
- オンライン上でWiMAX2+を申し込み、モバイルWi-Fiルーターが自宅に届けられるまで待つ(インターネットを無制限に使いたいならギガ放題プランがおすすめ)
- 大手キャリアのスマホを格安SIMで使えるようにするために、SIMロック解除の手続きを行う
- 今契約している携帯会社で、電話番号をそのままで乗り換えるMNP(携帯電話番号ポータビリティー)の申請をする
- 格安SIMの中から自分が契約したいサービスを選ぶ(格安SIMによって月額料金や料金プランに違いがある)
- 格安SIMに申し込んで数日後にSIMカードが届けられるので、スマホに挿して通信できるのかどうか確認する
- WiMAX2+を使ってインターネット通信ができるのかどうかチェックする
基本的にはWiMAX2+と格安SIMに新たに申し込むだけですので、手続きの方法は決して難しくありません。
番号をそのままで乗り換えるに当たってMNP(携帯電話番号ポータビリティー)の手続きは少々ややこしいのですが、店頭やオンライン上で申請できます。
WiMAX2+はモバイルWi-Fiルーターを使って自宅でも外出先でも繋げることができますので、格安SIMとの相性が非常に良いわけです。
スマホの通信をWiMAX2+にするに当たり、「モバイルWi-Fiルーターを持ち歩く必要がある」「4G LTEに比べると繋がりにくい場合がある」というデメリットがあります。
それでも、通信費節約という観点ではメリットが大きいので、WiMAX2+と格安SIMを上手く併用してみましょう。
まとめ
以上のように、毎月の通信費を節約したいのであれば、モバイルWi-FiルーターのWiMAX2+と格安SIMの併用がおすすめです。
無駄な通信費を抑えて、1ヵ月当たり1万円の節約に成功した人は少なくありません。
光回線やスマホで無駄な費用を支払っているケースは意外と多いので、是非一度試してみてください。
以上、【知らなきゃ損】WiMAX2+と格安SIMの併用で通信費を大幅節約!注意点もでした。
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