「聖の青春」原作小説(大崎善生)の感想!本嫌いには辛いと思うけど、でも読んでほしい

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大崎善生さんの小説「聖の青春」が、映画化されるとのことなので。

その原作小説の感想を書いていきます。

 

「聖の青春」が映画化されると初めて聞いたときは驚きましたね。

結構前の小説ですし。

棋士の羽生さんや谷川さんといった、作中でもよく出てくる方々になにかあったわけでもないですから。

ちょっと「3月のライオン」の効果はあったのかなとは思いますけど。

でも、意外だったのは間違いありません。

 

ただ、昔から人気のある小説。

特に、羽生世代の活躍を目の当たりにしていた年齢の人間にとって。

なので、映画化され、また注目されるのは当然うれしい^^

しかも、松山ケンイチさんと、東出昌大さんという若手の中でも実力のある俳優さんが出演するぐらい。

力を入れての映画化ですから。

 

そんな「聖の青春」の原作小説の感想を、さっそく始めていこうと思います。

ネタバレ要素があるので、ご注意を。

 

映画「聖の青春」の原作小説の感想

まずは「聖の青春」とは

そもそも「聖の青春」とは、何かですが。

ものすごく簡単に言いますと、棋士の村山聖さんの一生を描いた作品となります。

でも、村山さんは、子どもの頃にネフローゼを患い。

普通に生活をするというのが、困難な状況。

その状況で、将棋に人生を捧げている。

その点に特徴があるんです。

 

まぁ、少女漫画を読んだり、将棋を早く辞めたいといった発言もあったりするのですが^^

でも、将棋のために極力余計なものを立ち入らせない生活を送ったり。

将棋の妨げになるからといって、抗がん剤を拒否したりして。

普通の人。

おそらく棋士の方でも、ここまでできる人はほとんどいないんじゃないだろうか。

そう思わされるほどに、将棋への思い入れが非常に強い方なんです。

 

ちなみに、「3月のライオン」の影響があるかもと思ったのは。

作中に出てくる二階堂晴信。

彼のモチーフになったのが、村山さんじゃないかと。

「3月のライオン」ファンの中でも言われていますからね。

性格や生まれなどは大きく違いますが。

でも、村山さんのことを知っていて。

二階堂のことを見て、村山さんのことをイメージするなというのは無理ですよ。

そういう縁があるので、影響があるのかなと思うわけです。

 

後、「聖の青春」は、結構前の小説と言いましたが。

単行本化が2000年。

文庫化が2002年なので。

だいたいサッカーのトルシエジャパンが、オリンピックやワールドカップで、日本を沸かせていた。

そんな時期に出された本なんですよ。

 

本嫌いな人には辛いと思う、けど・・・

さて、そんな「聖の青春」ですが。

正直言って、本が苦手な人は、読むのが辛いと思います。

この記事には「本嫌いには辛いと思うけど、でも読んでほしい」というタイトルをつけましたが。

これはこの記事を書こうと思った時から、絶対につけたいなと思っていたタイトルなんです。

本当は、好きな本なので、「本が苦手な人でも読みやすいですよ!」とか書きたいのですが^^

でも、それは無理ですね。

 

というのも、おそらく、本が苦手な人が「聖の青春」を読むと、文体が少し古めで硬い感じがすると思いますから。

また、もってまわったような表現も使われており、ストレートに伝わらない箇所もありますし。

そして、せっかく会話文もあるのに、できる限りそのまま伝えようとするあまり。

特に、村山さんや森信夫さんの発言に関して。

似たような記載が多かったり、あるいは顔を突き合わせないとわかりにくい発言をそのまま記載したりしていますしね。

なので、本が苦手な人にとって、読むのが辛い本になると思うんです。

 

でも、それと同時に、是非ともこの「聖の青春」はいろんな人に読んでもらいたい。

そう心から思っている本でもあるんです。

その理由は、これから書いていきますね。

魂を削って何かに捧げるということを目の当たりに

まずは、村山さんのことを多くの人に知ってほしいというのがありますね。

そう思うのは、羽生世代を見てきた年代の人間なので。

単純に村山さんのことを知ってほしいというのもあります^^

でも、それだけじゃないんです。

 

例えば、本を読んでいたときに。

村山さんが凄く魅力的な人だったんだろうな、と伝わってきたのも大きいですね。

最初の頃は、「なんだこの我儘なやつは」。

そう思うんじゃないかと思いますが。

実際、私はそうでした^^

子供の頃の描写や、奨励会を退会する加藤さんへの言動といった。

村山さんの直接描写を見ていると、どうしてもそう思ってしまいます。

でも、村山さんについて、いろんな棋士の方の言動を見て。

絶対に我儘なだけの人間でがなく、顔を突き合わせると引き込まれる魅力があるんだろうなと。

そういった正反対のイメージを持たされることになっちゃったんですよね。

じゃないと、師匠である森さんの生き方を変えるとかできませんからね。

 

でも、それ以上に、村山さんの将棋がくるものがあったというのが大きい。

漫画や小説を読んでいたり、あるいは、ドラマなんかを見ていると。

自分の命を削りながら何かを成し遂げ、成長してきたといった描写ありますよね。

でも、そういったものって、すでに成長しきった姿が描かれていたり。

あるいは苦しい姿を見せていても、イベントや大きなことがあった特別な場合に、少しだけ現れる程度のものです。

なので、その聞こえてくる感じの良さに比べて。

凄さがいまいち伝わってこないんですよね。

 

でも、「聖の青春」で描かれている村山さんの場合は、違います。

ただ生きているだけでも辛い。

しんどい時には10段の階段を登るのだってキツイ。

発熱の中、自分だけで体を動かすのも困難。

そんな状況で、体調を崩しながらも将棋に向き合っていくんですから。

常に、命を削りながら何かに向かっている。

それをリアルで行い。

そして、最後までやり続けた。

こんな人、自分の周りにはいなかったですし。

また聞いたこともありませんでした。

 

なので、村山さんについてを読んでいると。

読んでいるこっち側の心を突き動かされてしまうんです。

そして、この経験を多くの人にしてもらいたいと思い。

多くの人に村山さんのことを知ってもらいたいと思うんですよね。

 

森さんやトミコさんの闘いでもある

もう1つ「聖の青春」を読んでほしい理由の1つに。

支える側の人間の重要性を、こんなにも伝えてくれる本ってなかなかないからというのもあります。

 

病気の人などを支えた人を主人公にした作品もあるんです。

その中には素晴らしい作品も当然あります。

でも、そういった作品の多くは、感動シーンを狙った感が満載の本が多くて。

読んでいると、あらすじを聞いただけのときよりも。

熱が冷めていったしまうという経験を何度かしたことがあるんです。

 

でも、「聖の青春」では、村山さんを支える人物たちのことを書いてはいますが。

あくまでその人物たちを通して、村山さんのことを書こうとしており。

狙った感はあまり感じません。

 

なのに、それでも支える人たちの大変さが伝わってくるんです。

村山さんの人生は、村山さん自身の闘いでもありますが。

それと同時に、森さんやトミコさんの闘いでもある。

そう思えるほどに。

 

彼らの行動があったからこそ、村山さんは将棋を最後までさすことができたんでしょうし。

そもそも棋士になれたんでしょうからね。

文章自体は淡々としたものですが、そういったことがひしひしと伝わってくるんですよね。

 

終わりに

というわけで、映画「聖の青春」の原作小説の感想などを書いてきました。

だいぶ長く書いてしまいましたが。

これでもだいぶ省いた方なんです。

当初は、この2倍の予定ではぐらいありましたから^^

それだけ魅力的な小説なんですよ、「聖の青春」は。

なので、まだ読んだことがない人は、映画に行くのでしたら映画の前後に。

映画にいかないのでしたら、すぐにでも読んでいただきたい本になってます。

本が苦手な人にはつらいかもしれませんが。

でも、それを上回るものをくれる本ですからね。

おすすめですよ!

以上、「聖の青春」原作小説(大崎善生)の感想!本嫌いには辛いと思うけど、でも読んでほしい、でした

 

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