最近、本屋で気になっていた「リセットゲーム」。
ネットでも評判になっていましたし、ある程度の分量がそろったし。
そろそろ読んでみるかと思い、読み進めてみました。
今回は、その感想を書いていこうと思います。
目次
リセットゲームとは
「リセットゲーム」は、閉じ込められた建物から、謎を解きつつ脱出を目指す脱出系の漫画です。
謎解き&脱出は、ここ数年ずっと人気のあるジャンル。
そんなところに参入し、評判がたっているだけあって、読み始めると止まらない魅力がありますね。
リセットゲームの感想
ハラハラする謎解きアクション
まず、魅力の1つは、ハラハラドキドキする謎解きにあります。
途中敵が出てきたりして格闘要素も入ってきましたが。
基本的には、命のかかった難題を解いていく謎解きがメインになっていて、この辺は「SAW」とかっぽいなと感じました。
まぁ、「SAW」っぽいと感じたのは、読む直前にオススメのホラー映画に関する記事を書いていたので、それに引きずられたのかもしれませんが^^
普段なら「メンズランナー」ぽいと思ったかもしれません。
ただ、SAWなどと少し違うのは、謎を解く際には、ただ謎を解けばいいだけではなく、アスレチック要素が取り入れられているということ。
床が動き始め、走り続けないと大扇風機に巻き込まれてしまう。
ルールに従って動かないと、取っ手が消えるロッククライミングなどなど。
謎を解くと同時に、こういったアクションが要求されています。
(厳密にいえば、扇風機の時には謎ときはしていないんですが。)
これが、命のかかった謎解きをより面白くし、さらにハラハラドキドキ感を上げてくれるんです。
後、SAWなどと違う要素として、エグい表現がほとんどないということ。
エグい表現が多いとどうしても読む人を限定していきますが、意外と少ないんですよね。
これなら、そういった表現が苦手な人でも、純粋に謎解きアクションのハラハラドキドキ感を楽しめると思うんですよね。
それに、安易にキャラを脱落させたりしませんし、この点も好感が持てます。
主人公が決心した際の丁寧な描写
こういった漫画の主人公って、結構不自然じゃありません?
問題が起きたら、いきなりみんなが助かるように決心したりして。
それまで、そんな感じの人物じゃなかったぽいのに。
でも、主人公の聖一は、全然そんなことがなくて、みんなで生き残ると決心するまで、結構時間がかかっているんです。
また、自分のミスを悔やみ、また命の危機に遭遇したという理由もありますから。
その上、決心したとしても、すぐに鋼の心をもって、何事にも動じないようになったりしないのもいいですね。
決心直後は、敵にびびってますから。
決心直後に、びびっている主人公ってなかなか見ないので、斬新です^^
でも、こういったことを丁寧に描写してくれると、読んでて違和感がなくて集中できるんですよね。
まだ明かされていない謎
幼馴染の奈那子が敵側の人間だったとわかったときは、その理由が気になりましたが。
すぐに説明があったので、解決しました。
でも、他にも謎はあって、それもグイグイ引き付けてくる原因ですね。
まず、聖一たちが閉じ込められた建物は、いったいなんなのか。
これを自分たちのものにしようとする権力者がいるほどの、すごい技術の結晶ということはわかるんですが。
なぜこんなものがあって、何の目的で動いているのかなどはさっぱりわかりません。
アメリカのB級映画が結構好きな私としては、「不思議!なんだったんだろう?」といった投げっぱなしの終わりでも、それはそれで趣があっていいと思いますが^^
ただ、日本の漫画家ですし、きっと説明してくれるんじゃないかと思うんですよね。
また、敵は本当は何なのかということ。
奈那子の父から建物のことを聞き出そうとする一味は今のところは敵だといえます。
でも、建物は、厳密には彼ら側ではなさそうなんですよね。
なので、まだ本当の敵がわかっていないんです。
この辺、二転三転していきそうなので、注目しています。
そして、聖一の性格がかなり不安定なんですが、この原因はなんなのかということ。
母を守ろうと自分を顧みない行動をとるし、守れなかったときは泣きながら謝る。
また、虫の気持ちがわからない母がかわいそうという感受性を持ち合わせている。
そんな子どもであると同時に、母は弱い人間だと断定するし。
奈那子の父と話すときは、人がどう思うか考えていないように自分の思ったことを好きなように話す。
さらに、周りに流されて奈那子へのいじめに加担する。
ものすごく振れ幅が激しい性格をしていると思うんです。
これが天才特有の気まぐれなのか、それとも建物のキープレーヤーっぽい聖一に隠された秘密があって、それが影響しているのか。
今後わかってくると思うので、かなり楽しみにしています。
その他の魅力
他にも魅力なポイントもあるんです。
例えば、謎解きやアクションのテンポがいいこと。
結構長いこと1つのことに時間をかける漫画なんかもあるのに対し、「リセットゲーム」は、サクサク進んでいきます。
これのおかげで、「今どんな風になっているんだっけ?」と悩まなくていいんですよね。
後、さゆりがでてからのおまけ漫画が面白い^^
さゆりが好き勝手やるので、これ以降はおまけ漫画も毎回楽しみにしているんです。
さゆりは本編でもいい性格しているので、本格的に活躍していくであろう今後は、本編でもおまけでもこちらをたのしませてくれるでしょうね。
終わりに
リセットゲームを読んだ感想を書いてきました。
オススメポイントを簡単にまとめるとこんな感じですね。
<リセットゲームのオススメポイント>
- 展開の読めない謎解きアクション
- エグくなくて、ホラーとかが苦手な人にもお勧めできる
- 多くの謎が残っていて引き込まれる
謎解きアクションも面白いし、予測がつかない展開が続くし、いろいろ伏線がでてくるしで、次も楽しみで仕方がないです。
ただ、こういった作品はある程度たまってから一気に読みたいタイプなので、少したまるのをまって、それから一気読みしようかと思ってます。
以上、【リセットゲームの感想】エグくない脱出系謎解きアクション漫画で面白い、でした。
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