前作が大ヒットし、今年度最も注目された映画の1つである「アナと雪の女王2」。
前作が大好きだったので、公開初日、朝一番の公演で見に行ってきました!
そして、ほとんどの部分が前作よりもパワーアップしており、とても満足することができました。
前作とは少しテイストの違った部分もありましたが、それを踏まえても。
では、そんな「アナと雪の女王2」の感想を紹介していきますね。
ネタバレ要素もあるので、ご注意ください。
目次
映画「アナと雪の女王2」のあらすじ
アナによって凍り付いていた心の扉が溶かされ、外の世界で平和な生活を送っていたエルサ。
しかし、自分以外に誰も聞こえない声が聞こえるようになり、徐々に不安をつもらせ、そしてついにその声にこたえてしまう。
それは、かつて閉ざされてしまった森に住む魔法の精霊たちを目覚めさせてしまうことにつながるとは知らずに。
目覚めた精霊たちは、アレンデール王国では水が消え、火が燃え、突風が吹き、そして土地を荒らしていく
これを止めるため、エルサは、アナ、クリストフ、オラフ、スヴェンとともに、魔法の森に向かっていく。
「アナ雪2」のキャラ/声優一覧
アナ
・言語版声優:クリステン・ベル
・日本語版声優:神田沙也加
アレンデール王国第2王女である本シリーズの主人公。
エルサと共に外に出れて、恋人のクリストフとも仲が良く、人生を謳歌していた。
しかし、アレンデール王国のピンチを目の当たりにし、1人で謎を解明しようとするエルサを放っておけず、旅についていくことに。
多くの悲しい別れを経験するが、それでも立ち上がって正しいことをしようとする強さがある。
ただし、まっすぐすぎて、ロマンチックな雰囲気を次々につぶしていく、クラッシャー的存在でもある。
エルサ
・言語版声優:イディナ・メンゼル
・日本語版声優:松たか子
アレンデール王国第1王女であり、もう1人の本シリーズの主人公。
ずっと暗い顔をして生活していた前作とは違い、本作では笑顔で人生を楽しんでいた。
しかし、アレンデール王国のピンチは自分の責任と考え、旅立つことに。
前作ではアナよりも常識人だったが、感情が解き放たれた本作では、自分の思ったことをすぐ行動に移そうとし、それをアナに止められるというシーンが目立つ。姉妹関係は前作と本作の間に逆転したかもしれない。
後、ジェスチャーゲームが致命的に下手。
クリストフ
・言語版声優:ジョナサン・グロフ
・日本語版声優:原慎一郎
アナの恋人の青年。
何度も何度もプロポーズしようとするが、アナの天然ボケにつぶされ、徐々に自信喪失していく。
オラフ
・言語版声優:ジョシュ・ギャッド
・日本語版声優:武内駿輔
エルサが作った雪だるま。
魔法の森で、森の中で生活していた人々に自己紹介するため、前作を一人で演じ切る。
魔法の精霊の名前一覧
・火の精霊:ブルーニ
・水の精霊:ノック
・土の精霊:ロックジャイアント
・風の精霊:ゲイル
映画「アナ雪2」の感想(ネタバレ有り)
映像がさらにパワーアップ
まず「アナと雪の女王2」を見て感動したのは、映像の美しさについて。
これまで「アナと雪の女王」といえばこのシーンが最も有名でしたよね?
美しい氷の城が立っていくシーンは壮観で、何度も何度もこのシーンを見たという人も多いはず。
かくいう私もそうでした。
でも、「アナと雪の女王2」はさらにすごいんです。
どこか特定のシーンがというよりかは、全体的に。
エルサが魔法を使った際に雪が舞うキラキラ感。
竜巻の中でシェイクされていくシーンのスピードがあるのに滑らかな動き。
そしてリアルの水を使っているかのような水しぶきなどなど。
とにかく1つ1つの映像のこだわりがすごく、全体を通して圧巻でした。
正直、この映像を見るだけでも映画館に足を運ぶ価値がある。
そんな風に思えるほどでしたよ。
音楽は素晴らしいが前作とトントンぐらい
また、映像だけでなく音楽に関しても、全体的にパワーアップしていました。
曲に多くの人が参加していたり、前作にはない取り組みも見られましたから。
ただ、どんなにパワーアップしても、前作の主題歌「Let It Go」があまりに素晴らしく、これを超えた個々の曲があったとは正直言えません。
本作の主題歌も良い曲なんですけど、さすがに「Let It Go」のように世界中を巻き込んだ大ブームを起こすほどではありませんからね。
ですので、音楽に関しては、トータルで考えると、前作トントン、こう考えるのが良いだろうと思っています。
ストーリーはやや大人向けになっていた
アレンデール王国の崩壊を防ぐために奮闘するアナとエルサでしたが、そのためには
- アレンデール王国と少数民族の政治的な問題
- 父親母親世代の謎
- 姿を現さない5つ目の精霊の存在
- 人々を閉じ込める魔法の森を解放する方法
といった問題を解決していかなければなりませんでした。
全部がわかったとき一気に進んでいくため、見ていて爽快感を味わえると思います。
ただ、問題が複雑なので、子供の中には物語がすっと入ってこない子供もいそうだなとも感じました。
いくつかの問題が一気に片付いていく群像劇は、どうしてもやや大人向けの構成になりがちですからね。
とはいえ、映像のきれいさ、歌の素晴らしさがあるので、子供たちも十分楽しめるんですけどね。
事実映画館で、小さな声を上げて楽しんでいる子供が何人もいましたから。
アクションバトル要素が大幅アップ
「アナと雪の女王2」の特徴の1つとして、風・火・水・土の4つの魔法の精霊との対決シーンが多かったことが挙げられます。
竜巻に飲み込み、中のエルサを圧縮してこようとする風の精霊を、エルサが魔法で吹き飛ばしたり。
森を焼こうとする火の精霊を、エルサが魔法で凍らせようとしたり。
海の中に沈めようとしてくる水の精霊を、エルサが魔法のひもで操ろうとしたり。
諸悪の根源であるダムを破壊させるため、アナがおとりになって土の精霊をダムに引き付け、攻撃させたりするなどなど。
アナがエルサの作ったゴーレムや、アナの元カレと戦うシーンあった前作と違い、本当にたくさんのシーンがありました。
そのため、どうしてもバトルアクション的な要素が多くなっていました。
前作は女の子の人気が特にすごかったため、アナとクリストフの恋愛や王女様要素でそれを維持しつつ、男の子人気も取り入れようとした意図があったのかもとも思います。
でも、ハラハラドキドキ感が増し、飽きずに映画を見させてくれたのは間違いないので、評価していますよ。
ただ、ちょっと目まぐるしい展開が続くので、見終わったときに疲れるのは間違いないですが 笑。
エルサが魔法を使える理由は意外なものだった
前作からずっと謎だった、エルサが魔法を使える理由。
「アナと雪の女王2」のプロローグ部分で、父親が魔法の森の存在を話し、母親が魔法の森に関する眠り歌を歌ったことから、おそらく母親が魔法の森出身だということは予想できました。
また魔法の森が閉ざされる直前に、子供だった父親を森から逃がしたのも母親だったんだろうということも。
なので、一応父親は魔法の森の住人自体は魔法が使えないと言っていたのですが、森から逃がしたぐらいだから母親は魔法が使える特別な人間で、それがエルサに受け継がれたんだろう。
そういう風に考えていたんですよ。
でも、まさかエルサが火・水・風・土とは別の5番めの精霊だったのは予想外。
いくら前作の時点で、エルサが魔法を使える理由を考えてもわからないはずです 笑。
とても収まりのよいラスト
そして、最後にラストについてですが、かなり収まりの良いラストだったと感じました。
精霊と人間をつなぐ存在であることが判明したエルサは、魔法の森で生活することに。
一方、アナは、エルサが自由にいきていけるよう、エルサに変わってアレンデール王国の女王になることで決着しました。
ちょっと「もののけ姫」ちっくなところはありますが、縁のある2つの世界があり、そして2人の姉妹がいる以上、納得の上でそれぞれが生きていくのは良い結末だと思います。
また、他のメンバーも、クリストフはようやっとプロポーズを聞いてもらえましたし、いったんは消滅したオラフは復活して幸せそう。
つまり主要メンバー全員にとってハッピーな終わり方ですから、その収まりはとてもいいなと。
ハンスの扱いに笑った
前回のヴィランズであるハンスですが、本作に本人自体には出てきていません。
でも、結構ひどい役で、ところどころ名前や姿が出てきました。
オラフが、アナをいじるネタとして、彼の名前を出したり。
またエルサが、氷で過去にあったことを見るというシーンでは、ハンスの彫像が出てくるや否や、エルサに破壊されていますからね。
こういう過去のキャラのイジリって、日本の映画にはあんまりないことなので、不覚にも笑ってしまいました。
私だけじゃなかったのが救いでしたが(笑)
武内駿輔くんのオラフは絶品だった!
最後にオラフ声優武内駿輔くんについて。
前作のオラフの声役ピエール瀧が降板したことで、急遽その役をすることになった武内駿輔くん。
彼の演技は、ばっちりでしたね。
普段のちょっと抜けた声。
楽しそうな歌声。
エルサが倒れ、それに連動する形で消滅する、その直前のアナに甘えた声。
その全てが、「あ、オラフだ」と思わせてくれました。
ピエール瀧のオラフも素晴らしく、前作が公開されたときは絶賛されたんですのに、その不在を感じさせないどころか、最初からオラフは彼の役だったと思わせてくれる出来でしたよ。
しかし、別のアニメ(アイドルマスターシンデレラガールズ)ではこわもての無口の役をやり、普段のしゃべり方もこんなに落ち着いた声なのに、完璧にオラフを演じ切るんですから、武内駿輔くんのポテンシャルは恐ろしいですね
「アナ雪2」は字幕と吹替えどちらで見るべきか
これに関しては、お子さんと一緒に見る場合を除いて、絶対に字幕で見るべきだと思っています。
というのも、主題歌が、松たか子(吹替え)バージョンより、イディナ・メンゼル(字幕・英語)バージョンの方が良いと思ったから。
アクション性が高まったりしても、あくまで「アナと雪の女王」はミュージカル映画ですし、やはり主題歌の存在は大事ですしね。
とはいっても、吹替えバージョンと、字幕バージョンとを、歌唱力で比べたいわけではないんです。
あくまで、曲のテーマとの相性が、字幕バージョンの方が良いと思ったという意味ですね。
吹替えバージョンと、字幕バージョンとの違いは、前者がより透明感ある歌声なのに対して、後者がよりパワフルな歌声だというところにあります。
似た声質の歌手を選ぶという「アナと雪の女王」の戦略上、似ている部分はかなりありますが、それでもそのような違いは聞いていて感じますね。
そして、今回の主題歌「イントゥ・ジ・アンノウン」は、エルサの成長に関して描いた曲。
ありのままの自分を出すことを歌っている前作の「Let It Go」であれば、パワフルさのある歌声も、透明感のある歌声も、甲乙つけがたいぐらいテーマにハマっていると思います。
でも、今回のテーマがエルサの成長なら、透明感よりもパワフルさの方がテーマにそっていますよね。
そんなわけで、字幕バージョンの主題歌がおすすめであり、そのために字幕バージョンで見るべきだと思っているんですよ。
「アナと雪の女王1&2」を観るおすすめの方法
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(本ページの情報は2020年5月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。)
まとめ
というわけで、映画「アナと雪の女王2」を見てきた感想を書いてきました。
海外の映画は2が大コケすることも多く、実はちょっと心配していましたが、その心配は杞憂でしたね。
前作とテイストが変わったところもあり、前作より大ヒットするかはわかりませんが、映画単体で見たとき面白いのはまちがいありません。
ですので、まだ見ていない方はぜひ見てみてください。
以上、「アナと雪の女王2」の感想・ネタバレ解説!どうしてエルサが魔法を使えるのかの謎が判明、でした。
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