「イン・トリートメント」ドラマの感想!ビターなセラピストもの

海外ドラマ「イン・トリートメント」の感想・ネタバレ

※2017/5/30 43話(最終回)を見終わった感想を追記

今回はHuluで海外ドラマ「イン・トリートメント」を第15話まで一気に見たので。

その感想を書いていこうと思います。

 

「イン・トリートメント」は、HBOの作品なんですけど。

こんなセラピストものは、HBOじゃないと作れないなーと思うぐらい。

セラピストものの中でも異質な存在です。

やっぱり、海外ドラマでセラピストとか心理学系の作品といえば「メンタリスト」なんかを思い出しますもんね。

でも、そういうのは別物だと思っているといいですよ。

 

では、そんな「イン・トリートメント」の感想を始めていこうと思います。

まずは第1話を見た段階で感じたことを書き。

その後、一気配信された第15話までを見終わった時に感じたことを書いていきます。

ネタバレ要素もあるので、ご注意を。

(紹介している作品は、2017年5月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細は Hulu の公式ホームページにてご確認ください。)

 

海外ドラマ「イン・トリートメント」第1話の感想

「イン・トリートメント」のキャストやあらすじなどについて

まず、海外ドラマ「イン・トリートメント」がどういう作品かについて簡単に書いていきますね。

 

セラピストである主人公ポール(ガブリエル・バーン)には、5人のクライアントがいます。

ポールは、彼らの悩みを月曜~木曜の間に聞いていき。

逆に、金曜には元セラピストの旧友に悩みを聞いてもらっている。

そんなポールの様子を1話につき1曜日ごとに、様々な人間ドラマともに描く。

そんなストーリーになっています。

 

ポールがそれぞれの曜日で会うのは、この6人。

  • 月曜:麻酔専門医のローラ(メリッサ・ジョーンズ)
  • 火曜:元パイロットのアレックス(ブレア・アンダーソン)
  • 水曜:元ジュニア体操選手のソフィー(ミア・ワシコウスカ)
  • 木曜:不妊治療のすえできた子供を産むか悩んでいるジェイク(ジョシュ・チャールズ)とエイミー(エンべス・ディヴィッツ)
  • 金曜:元セラピストで友人のジーナ(ダイアン・ウィースト)

 

他にも、ローラの恋人のアンドリューといったキャラもいますけど。

だいたいポールを加えた、この7人を覚えておけば十分ですね。

 

そして、「イントリートメント」は、かなり長い海外ドラマ(全43話)ですが。

1話1話が30分ほどと短く、お風呂に入りながらでもみれる時間なので。

一気に見たとしても、そんなにボリュームを感じないのがいいですね。

ただ、例えば、ローラの第1週を見たら、続きが気になって第2週、第3週と見てしまうことになるので。

お風呂に入りながらみるのは、非推奨。

風呂からあがったら、逆に冷えてることになりますよ^^

 

リアルな描き方

ここからは、ストーリーに関して。

第1話なので、ローラの第1週に関して書いていきますね。

 

セラピストものと聞くとどういう入り方想像します?

私は、セラピーに行くのに悩むかどうかは作品によって違うにしろ。

ドラマなので、セラピストの前にきたら、悩みを自発的に話し始める。

そういう入り方を想像してました。

 

でも、「イン・トリートメント」は違うんですよ。

ローラは、一晩悩んだすえにポールのもとにやってきているんですが。

なんとかして、自分が恥だと思っている悩みについて話しません。

その上、やっぱり来たのは間違いだったといったり。

なにか理由をつけて帰ろうとしてくるんですよ。

 

これはちょっと衝撃的でしたね。

こういう演出すると、ストーリーの進行は遅くなるのに。

それでも、リアルをとるため、そこを捨ててくるんですから。

 

助けて欲しいと思いながらも、話したくないことなんだから。

そりゃ話したくないし、話さないようにする。

当然といえば当然の演出なんですが。

でも、それを短いドラマでやってくるのは、本当に驚きましたよ。

 

終盤の畳みかけがすごい

そんなこんなで、中盤までほぼ悩みの確信に触れることなく進行していくんですが。

でも、少しずつ、ローラの話からえられるヒントを駆使し。

ローラ自身もわからない。

あるいは、直視しないようにしている悩みを掘り起こしていき。

そして、それをローラに突きつけることで、さらに悩みの本質に触れていくんです。

 

この中盤から終盤にかけての畳みかけは見事でしたね。

ミステリーの解決編のように、すっきりとするというタイプではないんですけど。

でも、見ていて「おや?」と思ったものが形になっていく。

そういった気持ちよさを感じることができるんですよ。

 

ローラの表情が美しくなっていく

そして、悩みが掘り起こされていくことで。

最初はひどかったローラの顔が、徐々に美しいものになっていくのも良い演出ですね。

これを見ていると、第3週の頃には、きっとローラは大丈夫になってる!

そう思わせてくれますから。

 

おそらくそういった海外ドラマなんでしょうね。

こりゃ、第3週部分を見るのが、楽しみになりますね^^

以上、海外ドラマ「イン・トリートメント」第1話の感想、でした。

 

海外ドラマ「イン・トリートメント」第15話を見終わった感想

予想と違ってビター

きっとクライアントたちは、自分たちの悩みに気づき。

そして、それを解決する糸口をみつけ元気になってるはず。

そんな風に思っていた時期もありました・・・

 

いや、たった数時間前の話なんですが。

でも、ポールがジーナにあったあたりから、「ん?」と嫌な予感がしてきて。

そして、それがばっちりあたってしまいましたよ。

 

なんというか、悩みを浮き彫りにすることが、必ずしも幸せになるとは限らないんですね。

悩みの本質に気づいてしまったがために、より大きな問題がでてくる。

ジェイクとエイミーなんて、きっと離婚することになるでしょうから。

 

確かに、問題に気づかずそのままにしていたら、心の安定が崩れてしまい。

その方が、辛い結果になっているんでしょうけどね。

それにしても、ビターすぎる。

第1話の終わりごろにあった、ハッピー路線の期待感はなんだったのかと^^

 

安易にハッピーにならず、そんなところまで、リアルさを追求するんですから。

HBOの作品は、相変わらず侮れませんね^^

 

セラピストも人間

でも、ビターなのは、クライアントやセラピーとしてのポールだけじゃないんですよね。

1個人としてのポールの結末もそう。

 

ポールは、クライアントたちから、疎ましく思われたり、悪意をぶつけられたりします。

ベテランですし、そういうものだとわかってはいるんでしょう。

でも、それでも疲れてしまいます。

 

それを解消したいと思い、ジーナのところに訪れるんですけど。

ポールも、ジーナの発言が気にいらないと、それに激高しちゃうんですよ。

まるで、悩みの原因である、自分のクライアントたちがするのと同じように。

 

ある意味、ブーメランのようではあるんですが。

でも、セラピストも、職場を離れるとクライアントたちと同じ人間だというのがよくあらわれていますね。

ポールが自分の問題に気づいて終わりとしてもよかったのに。

それでも、こういう結末をもってくるんですから。

どんだけビターが好きなのかと^^

 

「イン・トリートメント」第43話(最終回)を見終わったの感想

最初に一気見した15話までも大概ビターで重い話が多かったですが。

それ以降、特に最後の第9週はさらに重くなっていきましたよ。

ただでさえビターだったのに、もう1段階、2段階上げてくるとか意味がわからない^^

 

その中でも、ジェイクとエイミー、ポールとローラは別格で。

アレックスの結末にも驚きましたが、この2組は胃にダイレクトできますから。

 

ジェイクとエイミーは、第15話までの感想だと絶対に離婚するだろうという感じだったけど。

第43話までには、どこかで和解して、仲良くなっていくんじゃないかと、ちょっと思っていたんですよ。

でも、そんなことは全然なく・・・

産後うつの重い話はでてくるわ。

日本のドラマとかだと、抱きしめて助けようとしそうな、エイミーの号泣シーンでもジェイクは淡々としているわで。

さすが、リアル路線の海外ドラマは違うなと感心させられましたね。

見てて、胃は重くなっていきますけど^^

 

一方、ポールとローラの回(ストーリー的にはジーナの回)もなかなかですよ。

ジーナのセラピーによって、ポールは、ついにローラへの愛を認め、それを伝えようとしたのに。

まさかローラがそれを信じないし・・・

あげく他の男と同じように扱われ、ポールはローラを手放してしまうんですもん・・・

でも、手放さずに欲望に従ってしまうと、ローラとの関係が偽物になってしまいますからね。

ローラのことを思ってるからこそ、手放したというのは伝わってきて。

本来なハッピーエンド寄りのビターエンドになりそうなんですけど。

でも、自分には何も残っていないと考えているポールの姿は、見ているのが辛すぎて。

ハッピーエンド寄りには、どうやっても評価できませんでしたね。

なので、これも見終わった後は、胃にズーンとやってきます。

 

しかし、セラピストだって人間だといった感じの、「イントリートメント」が描こうとしているテーマが、これでもかと描かれていた43話でしたね。

ポールは、自分を律し、鎧で武装していたけど。

それでも隙間からでてくる悩みに、悩み疲弊していき。

少しずつ成長していくけど。

だからといって、最高の結末が手に入るわけではない。

本当に人間臭いリアルさと、ビターにあふれた作品でした。

 

終わりに

というわけで、海外ドラマ「イン・トリートメント」の感想を書いてきました。

最初の15分ぐらいは、どうなることかと思いましたけど。

第15話を見終わったら、なかなか他に類をみないオリジナリティにあふれた作品になっていてびっくりですよ。

そして、それは43話を見終わった段階でも同じ感想。

アクションとかが好きな方は、おそらく好きじゃなく。

人間ドラマとかが好きな人は、気に入るんじゃないかなと思う。

好き嫌いの別れると思う作品ですが。

でもそれと同時に、「これが気に入る人に届いたらなー」って思う作品ですね。

以上、「イン・トリートメント」ドラマの感想!ビターなセラピストもの、でした。

⇒ 『イン・トリートメント』シーズン2の感想!さらにビターになるだと?へ進む

 

この作品を見るのに利用したHuluですが、現在2週間見放題の無料お試しが実施されています

見たい作品を無料で見て、そのままやめるということもできるので、この機会にお試しあれ

 

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