「君の膵臓をたべたい」原作小説(住野よる)の感想!このラストがいい

映画「君の膵臓がたべたい」の原作小説の感想

住野よるさんの小説「君の膵臓をたべたい」の映画化が決まり。

そして、公開日も発表されたので(2017/7/28)。

原作小説を読み直した感想を書いていこうと思います。

 

私が住野よるさんの小説を初めて読んだのって。

まさにこの「君の膵臓をたべたい」なんですよね。

最近「よるのばけもの」を本屋で見て。

そして、映画化もされるときいて、本棚から引き出してきたんです。

正直なところ最初の頃は、結構辛いなーと思って読んでいました。

でも、途中から一気に印象が変わって。

最終的には、ラストをこういう終わり方を選んだセンスをかなり気に入って、読み終わりました。

 

今回は、そういったことを中心に感想を書いていこうと思います。

ネタバレ要素がありますが。

最後を書いてしまうと面白さが減ってしまうと思うので。

最終的なネタバレはしないようにしていこうと思います。

 

「君の膵臓をたべたい」の感想

序盤が好きじゃなかった理由

まず、どうして好きじゃなかったのかというと。

主人公の序盤の性格がちょっと・・・

なんというか、現実主義と思っている考え方や、シニカルな態度とか。

そういうものを殻にして、その中に引きこもり。

考え方や発言なんかが、あたまでっかちになってる。

そういうイメージ。

 

なので、主人公の言動も、それをもとにして書かれている地の文も。

偏った理屈で書かれている感じがしたんです。

帯を見る限り、青春ものか感動ものみたいだけど。

この感じでそれをやられると、ちょっとなーって思いましてね。

ちょうど疲れているときに、本でも読んでリラックスするかと思っていた時に読み始めた本だったのに。

疲れをとりたりと思っているのに、余計疲れそうで。

 

なので、どうも最初の頃は、好きになれなかったんです。

体調が万全で始めたら、また印象が違ったんでしょうけど。

 

後、主人公・ヒロインの顔が見えにくいというのもあったかもしれませんね。

もし同じ風に感じた人は、こっちの漫画を読んでイメージ作っておくといいかもしれません。

 

中盤以降に印象が変わってきた

じゃあ、そんな風に思っていたのに、どうして中盤以降、印象が変わってきたかというと。

主人公が現実を突きつけられ、まとっていた殻が壊れたから。

 

現実といっても、主人公が「これが現実」とか思っていたような。

自分の意識を変えるだけで変化できるような、薄っぺらい現実ではなく。

どうしようも絶対的な現実のこと。

 

そして、それを目の当たりにして、主人公の言動に少しずつ血が通って来るんです。

そのおかげで、それまで機械的というか、屁理屈っぽかった雰囲気も変わっていき。

主人公の独演を聞かされていたような印象から、ちゃんと小説を読んでいると感じられるようになってくるんです。

 

この殻が壊れるタイミングもいいですね。

唐突なような気もしますが。

でも、臆病な主人公が変化するには、なんとなく察せるタイミングではなく。

いきなり現実を突きつけるこのタイミングが良かったと思うんですよ。

 

そんなわけで、中盤以降は、この「君の膵臓をたべたい」の印象がぐっと良くなっていったんです。

 

ラストの選択が素晴らしい

この「君の膵臓をたべたい」は、ヒロインが膵臓の病気を患っている話なんですが。

主人公が、少しずつ殻を破っていき、そしてクライマックスでヒロインの最後に立ち会う。

そういうストーリーになるのかなと、安易に思っていました。

 

でも、ヒロインの最後は思いもよらない形で訪れることになりますし。

その後もストーリーは続いていきます。

そして、主人公は、自分とヒロインがどういう関係だったか。

ヒロインがいなくなった後に、どうしなくてはいけないかを考え。

行動にうつしていきます。

もちろんヒロインのためでもありますが。

自分のためにも。

 

この流れは素晴らしかった!

私が想像していたよりも、ずっとずっといい終わり方だと思いますから。

 

泣けなかったが、これでいいと思う

ところで、この「君の膵臓がたべたい」の帯やポップなんかには、泣けるといった感じの感想があったんですけど。

私は、泣くことはできませんでした。

というのも、確かに悲しい話はあったけれど。

でも、途中から、悲しみを題材にした感動ものと考えるのではなく。

主人公の成長の物語だと感じていたから。

 

涙するとかそういうのではなく、未来に目を向けた作品だと思っていたら。

泣けるわけないですよね。

そして、そう思っているからこそ、ラストの選択が素晴らしいと感じたんです。

 

ただ、ラスト、恭子と恋人になりそうなニオイのまま終わるのも悪くないかなとは、ちょっと思いましたけど^^

 

終わりに

というわけで、「君の膵臓をたべたい」の感想を書いてきました。

最初にも書いているとおり、読んでいる最中に結構印象変わってますよね。

多分、序盤のまま進んだら、この感想記事は書かず。

そのままにしていたでしょう^^

でも、大きく変わってくれたおかげで、結構長めの感想記事を書くことができました。

 

ちなみに、記事で主人公とかヒロインとか書いていますが。

これは、作中で、主人公の名前が最後の一歩手前まで隠されていたので。

それにならい、この記事でも主人公の名前は出さないことにしたためです。

主人公の名前、少しのヒントで当てようとするのも結構楽しいし。

もしこれから読もうと思っている方から、それを奪うのもどうかと思いましたので。

(ちなみに、私は横溝と予想し、大外れしてます^^)

また、会話もない感想記事で、ヒロインの名前だけあるというのも変なので。

作中に普通にでてくるヒロインの名前も出さず、ヒロインとしてます。

まぁ、かわりに恭子の名前は普通に書いていますが^^

以上、「君の膵臓をたべたい」原作小説(住野よる)の感想!このラストがいい、でした。

 

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