『The Knick/ザ・ニックシーズン』1・2の感想!正気じゃいられない時代の医療ドラマ

海外ドラマ「The Knick/ザ・ニック」の感想

海外ドラマ「The Knick/ザ・ニック」を見たので、その感想を書いていきます。

事前に得ていたら情報は、20世紀初頭の医療ドラマだということだけ。

なので、「医療機器もそろってない時代だし、大変なんだろうなー」と思っていたのですが。

「大変」なんて言葉は甘すぎでした。

想像以上に過酷で・・・

これはちょっと、軽い気分で見る海外ドラマではないですね。

そんなThe Knick/ザ・ニックシーズンを、これから見ようと思っている人のために、感想を書いていきます。

基本的に第1話だけの感想でだいたいのつかみを感じていもらうようになっています。

ネタバレ要素もあるのでご注意を。

 

海外ドラマ「The Knick/ザ・ニック」第1話の感想

医療環境が過酷すぎる

「The Knick/ザ・ニック」を見てまず思うのは、過酷すぎるということ。

20世紀初頭とは、1900年のことで。

まだ移動は馬車。

そんな時代の医療現場の話ですから。

主人公のジョンは、医療に向き合っているがために、正気じゃいられなくなってますもん。

 

もう一人で精神が安定できなくなっている、といった状態になってますから。

朝帰りどころか、遊び場からの出勤。

できるかぎり病院につかないように、遠回りするといったことも、その現れなんでしょう。

 

でも、それも見ていたらわかります。

すぐに帝王切開のシーンがあるんですが。

機械なんてほぼなく。

あるのは、多少の危機とエーテルぐらい。

一度失敗したら取り戻すことなんて出来なさそうで。

非常にプレッシャーがかかる状況なのに。

その手術は、他の医師たちに見られながら行われているんです。

これで、精神が摩耗しないはずもない。

 

しかも、新しい治療方法の発表も、その場で行うんですが。

これに対して、医師たちが命をかけて臨んでいるんです。

本当に、文字通り命をかけて。

 

いや、過酷すぎますよ・・・

 

医療外の問題も大変

でも、医療の現場だけが大変なわけじゃないんです。

病院の財政問題に、人事に関する政治的判断。

出資者の思想に振り回されたり。

そういったことも起こりますから。

 

そして、それは医者だけでなく。

今でいうところの救急車っぽい馬車の運転手なんかにも関係が。

病院の財政を上向かせるには、個室を使ってくれそうな上客がいるわけで。

なので、そんな乗客を連れて来たら、馬車の運転手がお金もらえる仕組みになってるんです。

そういや1900年代って、労働者にとって過酷な時代ですからね。

仕事がない。

あっても、満足いくものではない。

そんな時代ですから、もらえるお金には飛びつくわけで。

結果、上客の取り合いが起こるんです。

タイムスリップしたくない

いや、「The Knick/ザ・ニック」見ていると、本当現在にいることに感謝しますよ。

医療の現場での政治的問題自体は、今もあるんでしょうが。

医療機器がほとんどない。

改良するために、医者自体が工場で改良を行っている。

その上、医者はベテランになるほど、精神を病んでいく。

医者も大変でしょうが。

もし患者として、その場に行くことを考えると。

ちょっと泣きそうになりますね。

 

タイムスリップものの映画とかアニメを見て。

一度はやってみたいなと思うこともあるかもしれませんが。

多分、「The Knick/ザ・ニック」みたら、そんな気分吹っ飛びますよ^^

絶対行きたくないだけど!

行くとしても、前後10年ぐらいにしてほしい。

そう思っちゃいますね。

 

「The Knick/ザ・ニック」はかなり人を選ぶ海外ドラマ

というわけで、こんな内容な上。

濃厚な手術シーンが、がっつりと映し出されるので。

「The Knick/ザ・ニック」は、かなり人を選ぶ海外ドラマになっています。

 

もし、あなたが注射もダメだったり、医療系ドラマも苦手な方でしたら。

絶対に見ないことをおすすめします!

多分第1話で後悔しますから。

 

逆に、そういうのが大丈夫という方でしたら、かなりおすすめの作品ですよ。

ちょっと他に類を見ないほどの濃厚な医療ドラマをみることができますし。

また、1900年代のアメリカはどうだったのかという、歴史的なことも知れますから。

私たちって、学校で歴史を習ってはいるんですが、なぜかこの時代のことって詳しく教えてもらえてないですからね。

なので、興味深い内容になってるんです。

海外ドラマ「The Knick/ザ・ニック」シーズン2第1話の感想

うわーうわーうわー

「The Knick/ザ・ニック」といえば、設備のない所での手術ですが。

レーザーとかがなかったころの、鼻の手術がこんなに怖いとは・・・

まぁ、かなりぼろぼろのジョンがしているというのもありますが。

それを差し引いても・・・

 

動画見ながら、「うわー、うわー、うわー」とつぶやてしまいましたよ^^

本当に、下手なホラーの何倍も怖いんですけど。

たった1分ほどの映像なのに。

 

しかも、道具がないからって、その場でイヤリングを切ったりしながら調整するんですよ。

自分があれを受けているところを考えると。

震えます。

 

でも、アルジャーノンが、いくつか新しい手術方法を導入し。

そのうち「4つ」成功しているって、どや顔でいいう時代ですからね。

しかも、経営陣の前で、自分の実績をアピールする場で。

ただ、当時からしたら当たり前ってわかっていても。

やっぱりこわいものは、こわいですけど^^

 

医療は政治の時代

そして、今もそういうことはあるんでしょうけど。

この時代は、医療と政治がかなり近いところにあるようですね。

技術部門のトップは、専門技術が優れている者ではなく。

水準レベルの専門技術の身に着けてなくても、富裕層に顔を売れる存在が重視されるみたいですから。

 

上の手術も怖かったですが。

この政治優先も怖い話です。

本当に設備も道具も充実してなくて、医師の腕だけが頼りな時代。

そんなときに、政治優先されるとね。

 

せめて政治が医療とかに興味があればいいんですけど。

専門知識もない市長が、医師とかが違うって言っているのに。

誰かから聞いてきた風説で、病人を大隔離することが横行していた時代ですしね。

それも、望み薄・・・

 

ジョン復活は近い

そういった背景や、現在ザ・ニックにいるメンバーのことが語られる間に。

ガリンジャーが、ジョンが入院している病院にまでやってきます。

ジョンを、ザ・ニックに戻すために。

 

でも、医療に疲れ切っていて、もう医療現場に戻りたくない。

だから、治療して復帰する気もないジョン。

シーズン1の第1話からずっとボロボロだったジョンですから。

こうなったらザ・ニックに戻るとは思えないし。

どうするのかなーと思ったら。

 

まさか、ガリンジャー、ジョンを海上に連れ出し。

戻れる体調に、強制的にしようとしてきます。

 

ジョンが拘束されてるのを見たときにはびっくりしましたね^^

医療ドラマで、何事が起ったのか。

しかし、ガリンジャーは思い切ったことをしたなー。

こんな手段思いつきもしませんでした。

 

そして、実際に、ジョンが元に戻りかけているのが凄い。

これならそのうち戻りそう。

ジョン復活も近そうですね。