- iPad欲しいけど違いがわからない
- コスパがいいのはどれ?
- 仕事にも使いたいんだけど
最近はiPadの種類も増えてきて、こういったことで悩んでしまいますよね。
そこでこの記事では、スペックやサイズ・価格などを中心に、あなたにぴったりのおすすめiPadを選び方と共に紹介していきます。
iPad購入を検討してる方は、ぜひ参考にして下さい。
最新iPadシリーズのスペック徹底比較
まずは今回比較したiPadシリーズを一覧で紹介をしていこうと思います。
そしてその際、タブレットの購入の決め手となる「動作のよさ」、「画面の見やすさ」、「対応グッズ」、「値段」という点から、以下の5つのポイントを比較していきますね。
- CPU
- RAM(メモリ)
- ディスプレイ
- 対応グッズの豊富さ
- 本体価格
iPad Pro12.9(第3世代)
全タブレットの中でもハイスペックを誇るiPad Pro。その中でも、大画面モデルなのがiPad Pro 12.9モデル。
この大きさにもかかわらず、動作の滑らかで、ディスプレイも美しいのが特徴。
エンタメ目的から、ノートPCの代わりやイラストなどの創作活動など、なんにでも対応できます。
iPad Pro11
iPad Pro 12.9と同じ性能を持つハイスペックタブレットiPad Pro 11。
サイズが小さく、また軽くなったため、使いやすさだけでなく持ち運びもしやすいのが特徴です。
iPad Air(第3世代)
iPad Airは全てのスペックが、iPadシリーズの平均値を超えるタブレット。
iPad Proに比べると動作やディスプレイ環境で劣りますが、無印iPadに比べると優れています。
iPad Proは高いから無理だけど、そこそこ高スペック&画面(10.5インチ)のタブレットが欲しい時に候補になります。
iPad mini(第5世代)
iPadシリーズで最小(7.9インチ)&最軽量(約300g)なのがiPad mini。
しかし、スマートキーボードに対応しないといったことを除けば、Airとほぼ同じスペックをもち、無印iPad比べて動作やディスプレイなどで優れています。
手で持つ時間が長い場合に、魅力を最も発揮してくれるモデルです。
無印iPad(第7世代・新型)
iPadで最も本体価格が安いのが、この無印iPad。
性能は他のモデルほど高くはないですが、動画を楽しんだりするのに必要なスペックは十分備わっています。
また、他のApple製品との連携もとれて便利なので、そのコスパの高さがうかがえます。
最新iPadの選び方とおすすめ
iPadシリーズはそれぞれ魅力的なスペックを持っていて、使い方によって最高の1台が変わってくるタブレットです。
そこであなたの使い方によって、このような選び方をするのがおすすめですよ。
自宅で漫画や動画を楽しむ用
➡ 無印iPad
通勤通学で漫画や動画を楽しむ用
➡ iPad mini
ビジネス目的で使う用
➡ iPad Pro11
イラストや写真加工
➡ iPad Pro12.9
詳しく説明しますね。
プライベート用(自宅)ならiPadがおすすめ
無印iPadの基本情報 | |
CPU | A10 Fusionチップ |
RAM | 3GB |
ディスプレイ | 解像度:2048✖1536 フルラミレーション:✖ HDR対応:✖ |
対応グッズ | Apple Pencil:第1世代 Smart Kyboard:〇 USB Type-C端子:✖ |
サイズ | 10.2インチ |
価格 | <Wi-Fi版> ・32GBモデル:約3.5万 ・128GBモデル:約4.5万 <Wi-Fi+セルラー版> ・32GBモデル:約4.5万 ・128GBモデル:約6.0万 |
ビジネスの場合と違い、プライベート、しかも自宅で使う場合に重視するのは、やはりコスパ。
多くの機能は必要ではなく、ネットサーフィン、読書、動画視聴の3つが十分に行える程度のスペックがあれば十分。
その上で、最も安いものをゲット出来れば最高ですよね。
そこで、自宅用に選びたいのは無印iPadです。
まず、無印iPadは、ネットサーフィンや読書のための利用では全く問題はありません。
また、動画に関しても、安定して動画を楽しめるスペックを持っています。
3GBのRAMなど動画を安定して楽しむために必要な一定のスペックを備えていますから(動画を安定して楽しむのに必要なRMAは2GB以上)。
ただディスプレイに関して、他のiPadシリーズに比べると劣っているのが気になるかもしれません。
でも、他社の人気タブレットに匹敵する解像度を誇るなど、スペックそのものが悪いわけじゃないのでご安心を。(例えば人気のKindle Fire HD 8は1280✖800)
ですので、無印iPadに一般的に高いスペックをもったタブレットだということは間違いありません。
しかも、無印iPadは、iPadシリーズで最安。
iPad Proと比べると半額以下に購入できるほどです。
コスパが非常に高いですね。
miya
プライベート用(通勤通学利用)ならiPad miniがおすすめ
iPad miniの基本情報 | |
CPU | A12 Busionチップ |
RAM | 3GB |
ディスプレイ | 解像度:2048✖1536 フルラミレーション:〇 HDR対応:✖ |
対応グッズ | Apple Pencil:第1世代 Smart Kyboard:✖ USB Type-C端子:✖ |
サイズ | 7.9インチ |
価格 | <Wi-Fi版> ・64GBモデル:約4.6万 ・256GBモデル:約6.3万 <Wi-Fi+セルラー版> ・64GBモデル:約6.1万 ・256GBモデル:約7.8万 |
プライベート用でも、通勤通学利用の場合、少し事情が異なります。
軽さというのが重要になってきますから。
混んでる電車やバスに乗るとき、あるいは目的地までの時間が長い時、ずっとタブレットを片手で持ち続けるのって大変。
通勤通学の時間を楽しむつもりで利用するのに疲れてしまうというのは本末転倒で、正直購入するのがもったいないです。
ですから、腕への負担を考えて極力軽いものを選びたいんです。
そこで、通学通勤利用に選びたいのはiPad miniです。
7.9インチサイズとコンパクトな作りになっているので、重さもなんと300g!
iPad Pro12.9(631g)と比べると半分以下。
だいたい漫画1冊分ぐらいの重さですから、持っていても負担は非常に少ないです。
iPadシリーズの中で、唯一純正キーボード(Smart Kyboard)は利用できないというデメリットはありますが、キーボードを使って長い文章を書くことを想定していないでしょうから、そこまでデメリットは大きくありませんよね。
むしろ、処理速度や、ディスプレイの美しさ、Apple Pencilの書き心地など、多くのものがiPad Airに匹敵するのに、iPad Airよりも1万円ほど安いというメリットの方が目立ちます。
miya
ビジネス用ならiPad Pro 11がおすすめ
iPad Pro11の基本情報 | |
CPU | A12X Busionチップ |
RAM | 4GB |
ディスプレイ | 解像度:2388✖1668 フルラミレーション:〇 HDR対応:〇 |
対応グッズ | Apple Pencil:第2世代 Smart Kyboard:〇 USB Type-C端子:〇 |
サイズ | 11インチ |
価格 | <Wi-Fi版> ・64GBモデル:約9.2万 ・256GBモデル:約11万 ・512GBモデル:約13万 ・1TBモデル:約19万 <Wi-Fi+セルラー版> ・64GBモデル:約12万 ・256GBモデル:約13万 ・512GBモデル:約16万 ・1TBモデル:約21万 |
ビジネス利用が目的の場合は、スペックが高いことが重要ですよね。
自分で使っている場合も、お客様に画面を見せる場合も、処理速度が速く、同時にできることが多い方が絶対にいいですから。
逆に動きが遅いと、自分もお客様もイライラさせてしまいかねません。
そこで、ビジネス用に選びたいのはiPad Proになります。
iPad Proは、ノートパソコン的な使い方にも十分対応できるハイスペックタブレットですからね。
CPUもRAMもディスプレイの美しさだって、無印、mini、Airよりも大幅にパワーアップしているほどの。
後、個人的にUSB Type-C端子が備わっているのが、大きなオススメポイントです。
USB Type-C端子が備わったことで「急速充電に対応」、「データ転送速度も大幅にアップ」できるようになりましたからね。
単に動作が速いというだけでなく、充電時間やデータ転送がすぐに終わるといったところも、ビジネス利用の場合とても重宝します。
ただ、「iPad Proがいいとして、iPad Pro11とiPad Pro12.9のどっちを選んだらいいのか」、この点気になると思います。
これについては、2つの理由からiPad Pro11をオススメします。
1つ目は軽さ。
ビジネス目的の場合、持ち運びすることも多いですから、毎日のことだけに軽さは無視できません。
そして、iPad Pro11が468gなのに対して、iPad Pro12.9は631gと、iPad Pro11の方がiPad Pro12.9に比べて約25%も軽いんです。
もう1つはコスパ。
機能面のスペック的に言えば、iPad Pro11もiPad Pro12.9も変わりません。
機能に大きな差があるならビジネス利用目的ですし、多少コスパが悪くてもよりよりものをオススメします。
でも、同じならやはり安くコスパがいい方がよいですよね。
2万円から3万円ほど安くなるというのは、かなり大きなものになっていますし。
(しかも、その差額があればストレージ容量を上げることができるので、私ならそちらに使いたいです。)
miya
イラスト・写真加工用ならiPad Pro 12.9がおすすめ
iPad Pro12.9の基本情報 | |
CPU | A12X Busionチップ |
RAM | 4GB |
ディスプレイ | 解像度:2732✖2048 フルラミレーション:〇 HDR対応:〇 |
対応グッズ | Apple Pencil:第2世代 Smart Kyboard:〇 USB Type-C端子:〇 |
サイズ | 12.9インチ |
価格 | <Wi-Fi版> ・64GBモデル:約12万 ・256GBモデル:約14万 ・512GBモデル:約16万 ・1TBモデル:約21万 <Wi-Fi+セルラー版> ・64GBモデル:約14万 ・256GBモデル:約16万 ・512GBモデル:約18万 ・1TBモデル:約23万 |
一方で、イラスト作成や写真加工を目的とする場合、少し事情が変わってきます。
ぜひとも、iPad Pro12.9を選びたいんです。
iPad Pro12.9は、無印、mini、Airと比較すると、解像度の高さや、明暗差を際立たせるHDR対応など、ディスプレイの美しさが勝っています。
イラストなどの作成・加工をする際、発色などがリアルに見えるというのはやはり大きいですからね。
また、iPad Pro11と比較すると、大画面でイラスト作成などができるという点で優っています。
大画面だと細かいところにも気を配れるので、より良いものができるので、重要なポイントです。
その上、12.9インチは、ほぼA4サイズなので、作成・加工しているものの実際の姿がイメージしやすいという点も素晴らしいですね。
miya
iPad Airをおすすめしない理由
iPad Airの基本情報 | |
CPU | A12 Busionチップ |
RAM | 3GB |
ディスプレイ | 解像度:2224✖1668 フルラミレーション:〇 HDR対応:✖ |
対応グッズ | Apple Pencil:第一世代 Smart Kyboard:〇 USB Type-C端子:✖ |
サイズ | 10.5インチ |
価格 | <Wi-Fi版> ・64GBモデル:約5.6万 ・256GBモデル:約7.3万 <Wi-Fi+セルラー版> ・64GBモデル:約7.5万 ・256GBモデル:約9.3万 |
正直なところ、iPad Airはオススメしていません。
他のシリーズが、性能、サイズ、コスパで特徴があるのに対して、iPad Airはそういったところがありません。
万能モデルとも言えますが、せっかく買うなら自分にあったものを買う方が絶対いいです。
また、自分にあったものが思いつかず、どれにしようか迷った場合も、どうせならiPad Pro11を購入するのをオススメしていますからね。
詳しい理由は、次の項目で紹介します。
悩んだらコレ!イチオシは無印iPad
これまで目的別にiPadの選び方を紹介していきましたが、中には
- 目的が決まらない
- いろんな目的があって、コレというものがない
そういった方もいると思います。
そういった方にオススメなのは無印iPad、特に128GBモデル です!
迷ったらスペックの高いシリーズ(iPad Pro)を選ぶのも手ですが、迷っている段階で10万円を超える商品はキツイですよね。
だったら、まずは安めの機種から初めてみるというのがおすすめです。
確かに無印iPadはスペック的に他のシリーズよりも多少劣ってしまうところはあります。
Pro 12.9 | Pro 11 | Air | mini | 無印 | |
CPU | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
RAM | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
ディスプレイ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
対応グッズ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
値段 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
でも、ネットを見る、SNSを使う、動画を見るといった一般的な使い方をする分には十分なスペックです。
ですので、安心してください。
また、中間的なスペックiPad Airについても考えましたが、スペックがそこまで大きく変わるわけではないのに、値段が大幅に上がります。
その部分が出せるなら、無印iPadのRAMの大きなモデル(128GBモデル)を選んだ方がおすすめなんですよね。
iPadは後から拡張できないので、後から後悔しないようRAMの大きなモデルを選んだ方がいいので。
電子書籍や写真のデータ量は意外に貯まってきますよ。
miya
iPad選びのQ&A
Wi-Fi版とWi-fi+セルラー版はどちらを選ぶべき?
カフェなどで仕事や作業するかどうかによります。
Wi-Fi版とWi-fi+セルラー版の違いは、Wi-Fi環境下以外でもネットが利用できるかどうかの違いだけ。
ですので、漫画や動画を見るだけなら、ダウンロード機能などを利用することでオフラインでも楽しめますから、Wi-fi+セルラー版にする必要性はあまりありません。
逆に、カフェなどで仕事や作業するならあると便利です。
ただ、個人的にカフェなどで仕事や作業する場合でも、Wi-fi+セルラー版よりも、Wi-Fi版にしてWiMAXなどを持つ方が良いと思っています。
そちらの方が速度が圧倒的に速いですし、金額もそんなに差があるわけではありませんから
▼当サイトのおすすめのWiMAXはこちら
ストレージ容量は大きい方がいいですか?
余裕があるなら、ストレージ容量は絶対大きい方がいいです。
というのも、iPadは後から増やすことができないので。
さらにiPad Proを選ぶ方は、1TBモデルにすると、RAMが4GBから6GBに増えるというメリットまであるので、大きい方がいいですね。
iPadに保証ってつけるべき?
よく物をおとす方は、検討の余地ありです。
というのも、画面が割れた場合、保証なしだと修理に2万7800円かかるのに対して、AppleCare+に加入していると4400円で大丈夫になります。
2年8400円の会費はかかりますが、それを考えてもお得です。
Apple Pencilの第1世代と第2世代の違いは?
Apple Pencil第1世代の最大の弱点が第2世代では解消されていることが、一番の違いです。
その最大の弱点ですが、それは第1世代はiPad本体にさして充電する必要があるということ。
Apple Pencil、描き心地はアナログと間違うぐらい素晴らしくて文句ないんだけど充電する姿が完全にカブトガニなのだけほんとどうにかしてほしい pic.twitter.com/SF3DwScsM1
— シラス. (@Sirasu16) August 29, 2018
これが場所をとるし、デザインがダサくなるしで、iPadファンから嫌われていました。
でも第2世代は、磁力で本体に張り付けることができ、刺すことなく充電が可能になり、そういった問題はなくなりましたね。
指紋認証(Face ID)と顔認証(Touch ID)をどちらが便利?
だんぜん顔認証(Touch ID)です。
アップル製品の指紋認証は、上手く読み込んでくれないことも多いので、地味にストレスが溜まってしまいます。
でも、顔認証(Touch ID)だとその問題が解消されますよ。
iPad Proでホームボタンを廃止した意味は?
これまでホームボタンを設置したことでディスプレイが狭くなっていましたが、ホームボタンがなくなったことで広くディスプレイを利用できるようになりました。
ノートパソコンとして使う場合でも、イラストを描く場合でも、より使いやすくなりましたね。
純正キーボードに対応するのはどのモデル?
純正キーボード(Smart Kyboard)に対応していないのはiPadr miniだけで、それ以外のシリーズは全て対応しています。
(iPadも新型になって対応することになりました。)
iPad miniは遅くない?
iPad miniの第4世代以前を利用したことのある方は、動作が遅いイメージがあると思います。
私もそのイメージがあって、長い間iPad miniは避けてきました。
でも、第5世代に入ってから、動作が大幅に解消され、プライベートで使う分には、動作の遅さを感じられなくなりました。
ただ、ビジネスのためにかなり重い作業をするといった場合には不安がありますので、そういった場合にはiPad Proをおすすめします。
終わりに
というわけで、iPadの選び方について書いてきました。
もう1度結論をまとめますと、目的が決まっているなら、このようにするのがオススメです。
自宅で漫画や動画を楽しむ用
➡ 無印iPad
通勤通学で漫画や動画を楽しむ用
➡ iPad mini
ビジネス目的で使う用
➡ iPad Pro11
イラストや写真加工用
➡ iPad Pro12.9
一方で、目的が定めっていないなくて悩んだら、イチオシのiPad Pro11を選ぶのがオススメですよ。
ぜひ参考に選んでくださいね。