恐竜映画の歴史に間違いなく名前を残し、世界中にファンの多い映画「ジュラシック・パーク」シリーズ。
面白い作品ばかりなのですが、「じゃあ、その中でも一番面白い作品は何なのか?」気になるかと思います。
そこで、この記事では、映画を何度も見て、世界観が体験できるUSJにも何度も通っている、「ジュラシック・パーク」シリーズが大好きな私が、「ジュラシック・パーク」シリーズの面白いランキングを紹介していこうと思います。
個人的な好みがだいぶ反映されてはいますが、実際に見て感じたものなので、ぜひ参考にしてくれると幸いです。
ちなみに、当ブログでは、「ジュラシック・パーク」シリーズを見るのにオススメの方法についても紹介しているので、気になる方はぜひこちらもチェックしてみてください。
『ジュラシック・パーク』シリーズが見れる動画配信サイトは?アマプラやU-NEXTなど人気サブスクからおすすめを紹介
歴代「ジュラシック・パーク」シリーズ・ランキング
1位:ジュラシック・ワールドⅠ
「ジュラシック・パーク」シリーズ第4作目にして、「ジュラシック・ワールド」3部作最初の作品。
20年前のジュラシック・パークをイメージし、同じ島(イスラ・ヌブラル島)に作られたテーマパーク、ジュラシック・ワールドは多くの人でにぎわっていた。
しかし、遺伝子組み換えによってつくられた凶暴なインドミナス・レックスの脱走と、子どもたちの行動によって、とんでもない事態に陥っていく。
そんなところから始まる作品です。
他の順位は結構簡単に決まったのですが、1位だけは本作と「ジュラシック・パークⅠ」のどちらにするか、数日間かけて本当に悩みました。
どちらもめちゃくちゃ面白んですよ!
本作は「ジュラシック・パークⅠ」に原点回帰してつくられた作品でして、両者の間には共通した魅力がたくさんあります。
特に大きなものは2つありまして、1つ目は説明パートが厚く、そのときのワクワク感が強いこと。
本作は「ジュラシック・ワールド」3部作の最初の作品で、「ジュラシック・パーク1」は「ジュラシック・パーク」3部作の最初の作品。
どちらも各シリーズの最初ということで、テーマパーク内の設備や使われた遺伝子技術の説明が厚く行われています。
その際、説明を聞き、実際に体験しているキャラクターたちがとても楽しそうに描かれているんですよ。
その姿は見ている側にも「自分も行ってみたい!」と思わせるほどで、次にどんな楽しいことが起こるのかワクワクさせてくれるんです。
2つ目は、緩急のついたドキドキ感。
本作も「ジュラシック・パークⅠ」も、楽しく平和な説明パートが行われてたと思ったら、突如不穏な空気が漂いはじめ、気が付いたら一気にパニックの渦にたたきこんできます。
この緩急ついたドキドキ感が本当に見事で、まるでジェットコースターみたいだな疾走感を味わえるんですよ。
いま挙げた2つの魅力がどちらも味わえる本作と「ジュラシック・パークⅠ」ですが、両者に違いはあります。
本作の方が、若干子どもが楽しめる要素が強い傾向にあります。
恐竜映画という特性上、子どもが楽しめるということは大事な要素だと思うので、この点「ジュラシック・ワールドⅠ」は評価できると思んですよ。
反面、「ジュラシック・パークⅠ」は、説明パートが優れていて、より序盤のワクワク感を感じさせてくれる内容になっています。
この点「ジュラシック・パークⅠ」の方が優れていますね。
まとめますと、両者ともに似たところがあり、かつそれぞれ得意なところがあるわけです。
ですので、どちらも素晴らしすぎて、ストーリーだけならどちらも1位にしたいぐらいで、本当に悩みました。
悩んで悩んで、最終的に自分がクリス・プラット演じる本作の主人公オーウェン・グレイディがものすごく好きなので、その分、本作を上にすることにしました。
恐竜の脅威に立ち向かうキャラクターとして、あのリーダーとしてのたたずまいに、強い意志をもったまなざし。
そして、なにより説得力ある筋肉があまりにぴったりすぎる…
2位:ジュラシック・パークⅠ
「ジュラシック・パーク」シリーズの記念すべき第1作目であり、かつ「ジュラシック・パーク」3部作最初の作品。
バイオ技術で復元された恐竜たちがすごすテーマパークが、南海の孤島イスラ・ヌブラル島(通称「サイトA」)に建設される。
多くの人が視察に訪れる中、古代生物の専門家アラン・グラント、エリー・サトラーもオーナーの依頼により参加することに。
しかし、1人のエンジニアが産業スパイを働き、脱出の際、コントロールシステムに手を加えてしまった。
それによって、次々と恐竜が人々に牙をむくことに。
そんなところから始まる作品です。
本作の良いところは、ほぼほぼ1位のところで語ってるので、
- 序盤の説明パートのワクワク感がすごい
- 緩急ついたドキドキ感が見事
これぐらいにしておきますね。
あと、これは良いと言う人もいれば、悪いと言う人もいるところだと思うのですが、古い映画なので、その当時ならではの「脇役が濃すぎる」というのも、本作の特徴ですね。
「ジュラシック・パーク」シリーズ史上最強の濃さだと思うんです。
3位:ジュラシック・ワールド/炎の王国
「ジュラシック・ワールド」3部作、2番目の作品。
前作の事故でジュラシック・ワールドは閉鎖されたが、ジュラシック・ワールドのあったイスラ・ヌブラル島には多くの恐竜が生き残っていた。
しかし、今度はイスラ・ヌブラル島で火山の活性化が起こってしまう。
恐竜をそのままにするか、助けるか、さらに恐竜を連れ出そうとする組織をどうするか、難しい判断を迫れることに。
そんなところから始まる作品です。
本作の最大の魅力は、なんといっても中盤の噴火のシーン!
恐怖で走りまわる恐竜に、襲い掛かってくる恐竜、流れ出すマグマ、飛び交う岩石。
そういったものを避けながら逃げなくてはならない映像は、シリーズ屈指の迫力を味わえますよ。
ここは何度見てもいいシーンです。
また、違うジャンルのパニックが楽しめるのも、本作の魅力の1つ。
本作では、噴火シーンの後、舞台がアメリカにうつるのですが、そこでも恐竜に襲われることになります。
自分たちを確実に追ってくる少数の恐竜から、静かに息を殺しながら逃げなければならないオーウェンたち。
これは、噴火シーンのように広いところでいつ何から襲われるかわからない恐怖とはまた違ったジャンルの恐怖ですね。
ただ、本作で少し残念なのが、舞台が移る際、一度テンションが冷静に戻ってしまうこと。
舞台が変わる構成上、仕方がないことなんですけどね。
その分、違ったジャンルのパニックが味わえているわけですし。
4位:ジュラシック・ワールド/新たなる支配者
「ジュラシック・ワールド」3部作のファイナルを務める作品。
恐竜たちが解き放たれてから4年、恐竜たちは世界中で生息するようになっていた。
そんな世界において、オーウェンとクレアは、メイジーと共に恐竜の保護活動を行っていた。
しかし、メイジーが誘拐されたことで一変し、さらに世界中で大暴れしている巨大バッタの問題などにも直面することに。
そんなところから始まる作品です。
本作の最大の魅力は、歴代主人公クラスのキャラクターたちが一堂に会すること!
「ジュラシック・ワールド」3部作から、オーウェン・グレイディ、クレア・ディアリング、メイジー・ロックウッド。
「ジュラシック・パークⅠ・Ⅲ」から、アラン・グラントとエリー・サトラー。
「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」から・イアン・マルコム。
彼らが全員集合し、冒険が行われるんですから、最高すぎてたまりません。
ただ、少し残念なのは、メインキャラクターごとに挑んていた目的が異なるため、思考を頻繁に切り替えながら見なくてはならなかったこと。
こういったタイプの作品は、時間をたくさんとれるドラマとかだとあまり気になりませんが、映画だとどうしてもせわしなくなってしまいます(本作は約2時間半あるとはいえ)。
最近は3時間超えの映画も少なくなってきましたし、もっと長くするか、あるいは前編後編の編成にするかして、ゆとりがあればさらに良くなったような気がしますね。
5位:ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
Ⅱはついていませんが、「ジュラシック・パーク」3部作の2番目の作品。
本作は、ジュラシック・パークのあるイスラ・ヌブラル島ではなく、ジュラシック・パークに生息していた恐竜たちをつくっていた、イスラ・ソルナ島の施設「サイトB」がメインの舞台に。
そこで、生き残った恐竜たちの脅威に加え、恐竜の生け捕りを狙うハンターたち、さらに恐竜のアメリカ上陸など、さまざまな問題が次々に起こる、息をつかせない展開が楽しめる作品になっています。
3位の「ジュラシック・ワールド/炎の王国」に近い感じですね。
本作は、作品単体として見たら悪くはないと思うのですが、どうしても主人公イアン・マルコムの違和感がぬぐえないんですよね。
「ジュラシック・パークⅠ」でも主要キャストの1人として登場した彼ですが、あまり主人公的な印象があまりなく…
はじめて見たときは、「ええ?!そんな力強いキャラだったっけ???」とびっくりさせられたもんです。
何でも見てからは、最初ほど違和感を強くは感じなくなりましたが、それでもやっぱり「ジュラシック・パークⅠ」と連続で見たときなんかは違和感を感じてしまいます。
これからはじめて見る方だと、同じようになっちゃうんじゃないか心配しちゃいます。
6位:ジュラシック・パークⅢ
「ジュラシック・パーク」3部作、最後の作品。
実業家夫婦の要請にこたえて、恐竜が多く生息するイスラ・ソルナ島の上空をガイドすることになったアラン・グラント。
しかし、実業家夫婦の真の目的は、イスラ・ソルナ島で行方不明になってしまった子どもの捜索を、アラン・グラントたちに協力させることだった。
アラン・グラントは、騙されたままイスラ・ソルナ島に降り立ち、子どもの捜索にでることに。
そんなところから始まる作品です。
本作の特徴は、これまで「ジュラシック・パーク」の代名詞として君臨してきたティラノサウルスではなく、スピノサウルスを重用したこと。
ただメインの敵役として登場させただけでなく、タイトルのアイコンにもシリーズの中で唯一スピノサウルスを用いている力の入れよう。
個人的にはすごいイイと思うんです。
スピノサウルスといえば、ティラノサウルスとどちらが強いのか、古くからたびたび議論されてきた、最強格の恐竜。
熱狂的なファンもかなり多いですし、ティラノサウルスを出すんだったら、やっぱりスピノサウルスも…とは思っていましたから。
でも、「ジュラシック・パークⅠ」でイイ感じの雰囲気だったアラン・グラントとエリー・サトラーが、微妙な空気になっていたのがめちゃくちゃショックでした。
この点は何度見ても不満で、ずっと長いこと喉にトゲがささっているような気分でした…それこそ、約20年後の「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」で新しいイイ関係を築いていた2人を見るまで。
また、本作は、「ジュラシック・パーク」3部作のラストにしては時間が短く、あっさりしすぎに感じちゃって、そこも不満に感じちゃうんですよね。
上映時間を一覧にしますと、
- ジュラシック・パーク/新たなる支配者:147分
- ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク:129分
- ジュラシック・ワールド/炎の王国:128分
- ジュラシック・パークⅠ:127分
- ジュラシック・ワールド:124分
- ジュラシック・パークⅢ:92分
このようになり、実際にかなり短いんです。
「ジュラシック・パーク」シリーズで一番面白い作品まとめ
というわけで、個人的に面白かった「ジュラシック・パーク」シリーズをランキング形式で紹介してきました。
もう一度まとめますと、
- ジュラシック・ワールドⅠ
- ジュラシック・パークⅠ
- ジュラシック・ワールド/炎の王国
- ジュラシック・パーク/新たなる支配者
- ロスト・ワールド/ジュラシック・ワールド
- ジュラシック・パークⅢ
このようになり、「ジュラシック・パーク」シリーズで一番面白い作品として、「ジュラシック・ワールドⅠ」を推しておきます。
これから見る方は、ぜひ参考にして下さい。
以上、歴代「ジュラシック・パーク」どれが一番面白い?ランキング形式で全6作品を紹介、でした。
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(本ページの情報は2025年3月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。)