アベンジャーズの人気シリーズ「マイティ・ソー/ソー」。
これから見ようと思っても、どれから見たらいいかわかりづらいですよね。
「アベンジャーズ」など、タイトルにソーがついてない作品にも主人公たちが登場していますから、全部把握するのは大変です。
そこで、MCU好きの私が、「マイティ・ソー/ソー」の見るべきおすすめの順番を紹介していきます。
この順番で見ると、ただ見るより面白く見れるので、ぜひ参考にしてください。
「マイティー・ソー/ソー」の見るべきおすすめの順番
①マイティ・ソー
将来神々の国の王になる予定の雷神ソーは、その暴虐無人な性格を義弟ロキに利用され、王の資質なしと神々の国から追放されてしまう。
しかし、追放先の地球で過ごすうちに、徐々に思慮深くなり、王としての資質を身に着けていく。
それを危惧したロキが、神々の国の兵器をソーのもとに送ったことで、ソーは再び戦いに身を投じていく。
アベンジャーズ最強の1角であるソーと、「マイティ・ソー/ソー」シリーズの敵役でありもう1人の主人公ともいえるロキが、MCUに初登場したのが本作。
神々の国の煌びやかなファンタジー路線と、科学技術などのSF路線、あとソー役のクリム・ヘムズワースの筋肉と男の色気、その3つの特徴がまじりあった「アベンジャーズ」シリーズの中でもかなりインパクトの強い作品です。
また、「アベンジャーズ」シリーズで最も性格が変わったキャラであるソーの、変更前の傍若無人な性格と変わるきっかけになった人間(ジェーン達)を知れる貴重な作品でもあります。
(追記:海外ドラマ「ロキ」からロキも大きく性格が変わっており、最も性格が変わったキャラ候補にロキも上がってきたように思います)
②アベンジャーズ
4次元キューブを悪用したロキによって、宇宙からの刺客が地球が召喚され、世界の危機が訪れてしまう。
それを防ぎ人々を守るため、世界中のスーパーヒーローがNYに集結していく。
スーパーヒーローが大集結する夢のシリーズの幕開けとなり、世界中を熱狂させた本作。
タイトルにソーの名前はありませんが、「マイティー・ソー/ソー」シリーズの視点から見ると、映画「マイティ・ソー」の後にロキがどうなったのか、ロキの背後関係がどうなっているのかがわかる貴重な作品です。
しかも、本作を前提として、「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」が作られていますからね。
「マイティー・ソー/ソー」シリーズにとって重要な作品であり、本作を見るべき作品として外すことはできません。
また、映画「マイティ・ソー」では味方だった人物たちが敵側になったり、別の味方は退場しちゃったりする点でも、「マイティー・ソー/ソー」シリーズにかかわる重要な意味合いがあるんです。
ちなみに、「アベンジャーズ」シリーズにおいて、ヒーロー同士が戦うシーンのある作品は少ないのですが、本作はその1つ。
しかも、暴虐無人のソーVS超絶自信家のアイアンマンという、この作品以外では見られない特別なバトルが見れるんですよ。
③マイティ・ソー/ダーク・ワールド
様々な経験を重ね成長し、そのふるまいから王の資質があると認められたソー。
しかし、そんな彼の元には、ダーク・エルフにアスガルドが侵略され、その際に母を失い、そしてダーク・エルフの標的が恋人ジェーンであるといった問題が次々に起こっていく。
アスガルドの民、そしてジェーンを救うため、ソーはロキの力さえ借りてダーク・エルフと対決していく。
本作は、地球を舞台に戦った映画「アベンジャーズ」の後、アスガルドを舞台にした起こった事件が描かれています。
映画「アベンジャーズ」で捕まったロキが、そのまま牢屋に入れらていること。
「マイティ・ソー」と「アベンジャーズ」の経て、ソーの性格がマイルドになってきてること。
など、映画「アベンジャーズ」の影響が非常に大きく、次に見るべきはコレですね。
共闘は絶対に無理だと思われていたソーとロキの共闘。
映画「マイティー・ソー」以来、数年ぶりとなるソーとジェーンの再会。
あと、時系列はずっと後ですが、映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」を理解する上で重要なシーンが詰まっているなど、見どころの多い作品ですよ。
④アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
ヒドラの基地をせん滅中に、仲間たちが滅ぼされる精神攻撃を受けてしまったトニー(アイアンマン)。
彼はそれを払しょくするため、ブルース(ハルク)の力を借りて、4次元キューブの力を使い人工知能ウルトロンを開発する。
これで戦力が増強されるはずだったが、ウルトロンは平和のためにはアベンジャーズが邪魔だと判断し、牙をむいてくる。
アベンジャーズと、ウルトロン率いるロボットたちとの戦いが始まる。
ソーの性格がそろそろ別人に変わってきた本作。
飲み会の席でみんなでゲームをするし、史上最高の女性は自分の彼女だとトニー・スタークと競い合ったりしてますから。
(「アベンジャーズ」以来となるソーVSアイアンマンの戦いです)
本作は、「マイティ・ソー/ソー」シリーズのストーリーを楽しむ上で、1つ前の「マイティー・ソー/ダーク・ワールド」と次の「マイティー・ソー/バトルロワイヤル」とのつながりはそれほど強くないため、時間がない場合は後に回すのも手ではあります。
でも、ソーの登場する作品を時系列でならべると、このタイミングがいいこと。
また、「マイティー・ソー/ダーク・ワールド」の次にいきなり「マイティー・ソー/バトルロワイヤル」を見るとソーの性格が違いすぎてびっくりするので、本作を挟んで変化の幅をソフトにできる意味でも、このタイミングの見るのがいいと思っています。
⑤マイティ・ソー/バトルロワイヤル
アスガルドの危機を聞きつけ帰還したソーだったは、死んだはずのロキが生きており、オーディンがロキによって追放されていることを知る。
そこで追放先である地球に降り立つが、オーディンの元にたどり着いたとき、すでにオーディンは死ぬ間際で、ソーとロキは父の死を目の当たりにする。
そして悲しみに暮れる間もなく、オーディンが封印していたソーの姉である死の女神ヘラが復活する。
ソーとロキは、アスガルドに厄災をもたらすヘラを倒そうとするが返り討ちにあい、最強の武器であるはずのムジョルニアも破壊されてしまう。
本作のソーは、傍若無人だった姿は見る影がなくなり、完全に気のいい兄ちゃんになっており、第1作目からはもはや別人です。
長かった髪を切って、現代風の見た目になっているし。
他のキャラ達とコミカルな会話をしたり、優しく接したり。
なにより、これまで問題解決手段が直接的な攻撃だけだったものが、策を練ったり柔軟なものを採用するようになっていますから。
でも、「マイティー・ソー/ソー」シリーズらしいド派手でファンタジーな戦いは健在。
SF要素も強くなっていますが、そのSF要素がらしさを邪魔していないのが素晴らしいです。
後、本作の大きな特徴として、本作の影響でソーの活躍する舞台が大きく変更になる点、またあんなに惚気ていた彼女(ジェーン)と別れた点、新たな重要な役割を担うキャラ(ヴァルキリー)が参加してきた点で、「マイティー・ソー/ソー」シリーズの中の大きな転換点を迎える作品になったいるのも、本作の特徴ですね。
※追記
本作ではマイティ・ソーも少し登場するため、「マイティ・ソー」シリーズとも微妙に関連のある作品です。
《MCU》ドクター・ストレンジの見るべき順番は?全映画&ドラマをどこから見たらいいかを解説
⑥アベンジャーズ/インフォ二ティ・ウォー
6つ揃えることで何でも願いが叶うインフィニティーストーン。これを集めるサノスは、ソーたちアスガルドの民の乗る宇宙船に攻撃を仕掛け、ロキの持つインフィニティーストーンを奪い取っていく。
全てがサノスに渡ることを防ごうとアベンジャーズたちはサノスの前に立ちふさがる。
しかし、サノスの力は強大で…
「マイティ・ソー/バトルロワイヤル」のラストから、直接つながっている本作。
「アベンジャーズ」で地球を攻めてきた宇宙からの資格たちのボスであるサノスにつかまった、ソーとロキたち。彼らがどうなるのか。
「アベンジャーズ」や「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」「マイティー・ソー/ダークワールド」などで出てきたアイテム(インフィニティー・ストーン)をめぐり、アベンジャーズとサノス軍がぶつかるが、その結果どうなるのか。
など、初めから最後までハラハラドキドキのとまらない素晴らしい作品です。
また、「マイティー・ソー/ソー」シリーズの視点に立ってみると、ソーの武器が変更となる点で本作は超重要。
これまで最強の武器として君臨していたムジョルニアは、「マイティー・ソー/ダークワールド」で壊れますが、サノスと戦うために本作で新しい武器(ストームブレイカー)が生み出されるんです。
⑦アベンジャーズ/エンドゲーム
サノスによって多くのメンバーを失ったアベンジャーズだったが、地球に帰還したバース(キャプテン・マーベル)の力を借りて、サノスを強襲し倒すことに成功した。
ただ、サノスはインフィニティストーンをすべて破壊しており、消えていった人々を戻すことはできなかった。
しかし5年後、スコット(アントマン)がたまたま量子の世界から抜け出すことに成功したことで、状況は大きく変化する。
本作と「アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー」は2部作品になっており、本作はその後編にあたります。
そして、「マイティー・ソー/ソー」シリーズからすると、サノスに敗れてしまったことで心が折れ、酒飲みながらオンラインゲームばかりする太ったソーとか、なかなか衝撃的なものが見れる作品になっています。
ソー・ファン的にはきついものがあると思います。
とはいっても、仲間と思わぬ人物のアドバイスによって復活し、またかっこいい姿を見せてくれるので、全然「見たくない!」とかは思わないんですよね。
名作の多いMCU作品の中でも、1番面白い作品候補として「スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム」とデッドヒートをくりひろげる本作。
とにかく面白く、とにかく興奮するシーンばかり。その上、涙腺を崩壊させようとまでさせてくるので、何度も何度も見てしまう超名作です。
ちなみに、MCUから離れていたジェーン役のナタリー・ポートマンが本作から復活。
これによって「マイティー・ソー/ソー」シリーズにまたジェーンが出てこれるようになりました。
⑧ソー/ラブ&サンダー
(本作から「マイティー・ソー」から「ソー」にタイトルが変更されています。)
サノスとの戦いのあと、ガーディアンズオブギャラクシーの面々と宇宙に旅立ったソー。
仲間や知り合いが増え、日常を取り戻したように見えたが、彼の心は孤独のままで、それをだましつつ過ごしていただけだった。
そんな日々の中、知り合いの神から地球にあるアスガルドのピンチを知ることとなる。
ジェーンたち地球人と出会うことで少しずつ砕けてきた性格が、エンドゲームで廃ゲーマーとなったことで完全に定着。
その後、ガーディアンズオブギャラクシーの面々と一緒に旅することで、もはやスター・ロードに匹敵するほどのギャグ寄りのキャラになってた本作。
悲しい別れや理不尽な展開もありますが、全体を通してみると明るく楽しい映画になっていましたよ。
新しいシリーズの最初の作品らしく、これまでの決別と、今後の変化を予感させる作品でしたからね。
また、「マイティー・ソー/ソー」シリーズのファン的には、ジェーンとの別れた事情がついに明かされたのもよかった点。
バトルロワイヤルで結論だけしか語られていなかったので、かなり気になっていましたから。
(ソーがバトルロワイヤルで言ってた意味がわかる内容になってて、そこもポイント高かったです)
あと、ストーリーには全然関係ないのですが、「お前ら無事だったの!?!?!」というキャラが、まさかの復活してて驚かされますよ。
(ロキ)
ドラマ「ロキ」は、アベンジャーズ・エンドゲームの世界線から分岐した世界線を描いた物語。
映画シリーズでは死ぬはずでしたが、この世界線のロキはあることをすることで生き延びることに成功します。
しかし、宇宙には主軸となる世界線以外を認めず、強制的に元に戻そうとする組織があったため、その組織に目を付けられこれまで以上のピンチに陥いることに。
そんな状況で、流れに身を任せ、いざというときに周りを裏切ったりしながら、懸命に生き延びていくロキの姿が描かれているんです。
「マイティー・ソー/ソー」シリーズの中で、ソーの次に重要なポジションを担っているのは間違いなくロキでした。
そんなロキが主人公となる本作なので、ファンとして見逃せない作品です。
(海外ドラマ版のMCU作品の中で、1、2を争うぐらいの面白さももっていて、その意味でも見逃せない作品ですが)
とはいっても、ソーが出てくるわけではないので、とりあえず後回しにするのがいいと思いますね。
時系列的には「アベンジャーズ」のすぐ後になりますが。
「ロキ」が見れる動画配信サービスは?MCUドラマ全話フル視聴できるおすすめを紹介 《マーベル》MCUドラマの見る順番は?おすすめ順にアベンジャーズシリーズを紹介
(マーベルズ)
「キャプテン・マーベル」シリーズの2作品目として作られた映画作品。
キャプテン・マーベル、ミズ・マーベル、モニカ・ランボー、ニック・ヒューリーがストーリーの中心になっており、ソーは不参加だし、「マイティー・ソー/ソー」シリーズとの関連性はありません。
ただ、「マイティー・ソー/ソー」シリーズの主要キャラであるヴァルキリーが出てくる上に、キャプテン・マーベルと仲の良さを見せるので、うっすらとリンクがつながっている作品ではあります。
ですので、ソーの活躍を見る目的なら飛ばすのもアリだし、見るとしても後回しでいいと思います。
『キャプテンマーベル/マーベルズ』の見るべき順番は?全映画&ドラマをどこから見たらいいかを解説
マイティー・ソー/ソーの見るべき順番まとめ
というわけで、「マイティー・ソー/ソー」が面白く観れる順番に並べてきました。
- マイティー・ソー
- アベンジャーズ
- マイティー・ソー/ダークワールド
- アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
- マイティ・ソー/バトル・ロワイヤル
- アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
- アベンジャーズ/エンドゲーム
- ソー/ラブ&サンダー
- (ロキ)
- (マーベルズ)
この順番で見て行くとストーリーがよくわかりますよ。
ぜひ参考にして下さい。
以上、《MCU》マイティー・ソー/ソーの見るべき順番は?全映画&ドラマをどこから見たらいいかを解説、でした。
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【番外】マイティー・ソー/ソーを時系列順・公開順一覧
これまで私の考えるおすすめの順番を紹介してきましたが、あわせて「マイティー・ソー/ソー」関連作品の時系列順・公開順も紹介していきます。
【時系列順】
- マイティー・ソー
- アベンジャーズ
- (ロキ)
- マイティー・ソー/ダークワールド
- アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
- マイティ・ソー/バトル・ロワイヤル
- アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
- アベンジャーズ/エンドゲーム
- ソー/ラブ&サンダー
【公開順】
- マイティー・ソー
- アベンジャーズ
- マイティー・ソー/ダークワールド
- アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
- マイティ・ソー/バトル・ロワイヤル
- アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
- アベンジャーズ/エンドゲーム
- (ロキ)
- ソー/ラブ&サンダー
(本ページの情報は2022年5月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXT、ディズニープラスサイトにてご確認ください。)