ヴェビムやモービウスなどスパイダーマンに関連するキャラたちが活躍する、ソニーが手掛けたもう1つのマーベル・シリーズとしてつくられた「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)」。
MCU/アベンジャーズのスパイダーマン(MCUスパイダーマン)とは違った世界線ではありますが、ところどころで関連性が見え隠れするシリーズ作品です。
そんなSSUですが、たくさんのキャラクターが登場するし、公開順=時系列になってるわけでもないしで、どの順番から見るといいのかわかりづらいところがあります。
そこで、これから見るという方には、SSUのおすすめの順番を紹介していきますね。
ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)の見る順番
ヴェノム
SSU初の映画となったのが「ヴェノム」です。
地球にやってきた地球外生命体(シンビオート)ヴェノムと、ヴェノムに寄生されたエディ。
激しいアクションシーンと共に、彼ら2人の掛け合いが楽しい作品です。
原作、ならびに初代映画スパイダーマン(サム・ライミ版スパイダーマン)では、スパイダーマンの敵役として残虐で自分勝手な行動がめだったヴェノム。
でも、本作のヴェノムは、残虐で自分勝手な行動の中にもお茶目なところがあって、どこかコミカルで愛すべき存在なのが特徴です。
おかげで、もともとアメコミファンに人気のあったヴェノムでしたが、本作の特徴によって女性や子どもなどさらに多くのファンを作っていきました。
そしてそんな本作は、SSUを見る上で一番最初に見るのがおすすめの作品なんです。
アメコミファン、そうでない方も、そのどちらも楽しめる内容で、SSUに入りやすい作品ですし。
また、詳しい時系列が発表されていないSSUの中ですが、とりあえず本作が1番最初なのは確定していますからね。
(「モービウス」との順番については、モービウスの項目で説明します)
ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネージ
前作「ヴェノム」のラストとつながるヴェノムシリーズ第2作品。
前作ラストで、エディとヴェノムが刑務所まで会いに訪れたクレタス、彼がどういった人物で、なぜエディたちが会おうとしたのかが序盤でわかります。
そして中盤以降は、ヴェノムの行動によってクレスタが新しいシンビオートに感染、敵役(カーネージ)になってエディたちとのバトルとなるんです。
本作は、バトルも、主人公2人のコミカルな会話も、前作よりもぐっとパワーアップ。
その上、前作でいい味を出していた、前作でエディと別れた元カノ(アン)と、そのアンの今カレ(ダン)の2人まで、なぜかさらにいい味がでるようになっています。
ですので、前作でファンになった方はより楽しめる作品になっていますよ。
そして、そんな本作ですが、時系列に関して「モービウス」とどちらが先なのかはっきりわからない状態です(公式が発表していないため)。
ですので、基本的にどちらを先に見てもいいんです。
でも、本作には前作「ヴェノム」のラストとの直接のつながりがあるのに対して、「モービウス」にはそれがない。
これを考えると、ヴェノムを連続してみた方が楽しめると思いますので、本作を優先させました。
あと本作は、MCUスパイダーマンの「スパイダーマン・ノー・ウェイ・ホーム」と一応関係のある作品です。
MCUのファンの私として、「ノー・ウェイ・ホーム」もあわせて見た方が面白いとは思います。
でも、「ノー・ウェイ・ホーム」を見てないからわからないところがでてくることも、逆に見たからストーリーの理解が深まることも、今のところなさそうなので関係があることだけ知っておけば十分かなと思いますね。
(スパイダーマン・ホームカミング)
MCUスパイダーマンが、初の主役を務めた作品(初登場は「シビルウォー/キャプテンアメリカ」)。
MCU作品ですし、ストーリー上はSSUと直接の関係性はあまりありません。
でも、次の「モービウス」に登場するキャラクターが本作で初登場する上に、その人物像を深堀しているんです。
この作品を知らないと、そこそこ重要なシーンで「え?誰?」となってしまいかねないかなと思ってます。
もし見る時間に余裕があるようでしたら、「モービウス」の前にこの作品を見ることをおすすめします。
(絶対に見ないとストーリーがわからないというわけではありませんので、時間に余裕がない方は飛ばしていただいても大丈夫です)
《マーベル》スパイダーマンの見るべき順番は?アベンジャーズまでの全映画をどこから見るといいか解説
モービウス
モービウス・シリーズの初の実写映画化作品。
不自由な身体を正常に戻そうとする試みの中で、人の生き血をもとめるダークヒーローになってしまった医師モービウスを主人公にすえた作品です。
スパイダーマンが蜘蛛の影響でスーパーパワーを得たのに対して、モービウスが影響を受けたのは蝙蝠。
そのため、変身した姿はヴァンパイアに似た姿をしています。
そしてバトルも、蝙蝠やヴァンパイアをほうふつとさせるものであり、アメコミ作品の中でも屈指のスピード感を感じることができるんです。
時に、見ていてジェットコースターに乗ってるかのように感じるほどに。
また、本作に関しては、敵役であるマイロ役をつとめるマット・スミスについても、見どころとして外すことができません。
本作のマイロは、かなりクセのあるキャラクターとして描かれており、普通の俳優さんだと役に食われていたと思います。
でも、彼の演技が良すぎて…もう…
SSUの敵役の中でも屈指の出来であり、シーンによっては主役以上のインパクトを感じちゃいましたよ。
そして、そんな本作は、モービウスがヴェノムについて言及しているシーンが途中にありました。
ですので、とりあえず「モービウス」の段階では、ヴェノムのことが知られており、「ヴェノム」の事件が先にあったことがわかります。
一方、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネージ」との順番は不明ですね。
また、上で紹介した通り、本作には「スパイダーマン・ホームカミング」の重要なキャラが登場するので、両者は関係の深い作品になっています。
ソニー・スパイダーマン・ユニバース(SSU)の公開予定作品
ここでは、すでに公開・製作予定が発表されたSSU作品たちを紹介します。
- ヴェノム(2018年)
- ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネージ(2021年)
- モービウス(2022年)
- クレイヴン・ザ・ハンター(2023年予定)
- マダム・ウェブ(2023年予定)
- エル・ムエルト(2024年予定)
- ヴェノム3(未定)
他にも計画されているプロジェクトはあるのですが、実際に製作されるかは未定になっています。
公式からの発表があり次第、追記していきますね。
ソニー・スパイダーマン・ユニバース(SSU)の見る順番まとめ
ソニーのSSUの見る順番について紹介してきました。
もう1度、おすすめ順、公開順、時系列順にまとめますとこのようになります。
▼おすすめ順
- ヴェノム
- ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネージ
- (スパイダーマン・ホームカミング)
- モービウス
▼公開順
- ヴェノム(2018年)
- ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネージ(2021年)
- モービウス(2022年)
- クレイヴン・ザ・ハンター(2023年予定)
- マダム・ウェブ(2023年予定)
- エル・ムエルト(2024年予定)
- ヴェノム3(未定)
ぜひ気になった順番で見てみてください。どれも面白いですよ。
以上、《SSU》スパイダーマン・ユニバースの見る順番は?ヴェノム・モービウス映画をどこから見たらいいか解説、でした。
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(本ページの情報は2022年5月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。)