君の名は。の小説版を読んだので感想を書く!SFチックで夏にぴったりでオススメ【新海誠】

※2016/10/8更新

新海誠監督の新作がでるという情報をゲットしてから、「君の名は。」をかなり楽しみにしてたんです。

そして、映画の公開前に、原作小説にあたる書下ろし小説がでるということが聞いてから、いてもたってもいられなくなってました。

「秒速5センチメートル」や「言の葉の庭」をHuluで再度見直したりしながら、テンションを高めつつ、発売を待っていましたが、とうとう発売に!

小説 君の名は。 (角川文庫)

朝早くに目が覚めて、一番最初に空いている本屋に行ったぐらい、待ち遠しかった。

結局、他の本屋が店頭に並べる時間まで待つことになってんですけど^^

でも、ついに購入できました。

そして、一気に読破!

 

今回は、そんなふうに楽しみにしていた小説版「君の名は。」の感想について書いていきます。

映画が公開前なので、極力ネタバレはしないようにしますが、多少その要素が入っているので、ご注意ください。

 

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君の名は。の感想

まず、「君の名は。」、東京と田舎と離れた2人の男女(瀧と三葉)が、眠ることで身体が入れ替わるという体質に、急になったことからはじまります。

ただ、二人は目が覚めてからは、入れ替わったことをほとんど覚えておらず、友人の反応、それぞれが残したメモから、入れ替わりに気づくことに。

そして、2人は、メモを通して、やりとりを始めていくんです。

そういった内容なんですが、下記のことが魅力的で、一気に読んでしまいました。

 

小説になっても美しい

新海誠作品といえば、あの圧倒的な映像の美しさが魅力の1つだと思います。

なので、正直小説版は楽しみだけど、文章になった以上、1つ魅力は失われるのかなと思っていました。

さすがに、文章だけでは伝わってこないかなと。

 

しかし、全然そんなことがなくてびっくり!

客観的な事実の羅列が端的で、風景が伝わってきそうな描写。

こんな長い、しかも説明口調な内容を心の中で言っているわけはないとわかっていても、心の中の言葉をそのままだしてきたかのような説明。

これらのおかげで、読んでいると、映像が詳細に浮かんできました。

ただ、これだけと、まだ映像はモノクロな感じなんですが。

でも、あいかわらずの詩的な表現や、直接的な色の形容詞を書くことで、一気に描かれた映像が彩を持っていきます。

 

そのおかげで、小説版でも、美しい映像が頭の中に描かれていきました。

他の新海誠作品を見ているからかもしれませんが。

でも、これは素直にすごいことだと思います。

 

SF展開でドキドキ

途中まで、単なる入れ替わりでお互いを意識して恋愛に発展する話に終始するのかなと思っていたんです。

他の作品も恋愛要素が強めの作品が多いですし。

でも、いきなりのSF要素に発展してびっくり。

 

瀧と三葉の時間軸がずれていることに気づかず、彗星の話がでてくるまでまんまと騙されていたのに始まり。

三葉たちがすでに死んでいること。

それを覆そうと、過去の糸守町で奮闘することなど、読み初めには全く予想していなかったSF展開になって、すごいスピードで進んでいきましたから。

 

これにはかなりドキドキさせられましたね。

だって、覆そうにも、瀧にそんな能力も説得力もないわけで。

未来から見てきたなんて、信じてくれませんからね。

同じく、入れ替わり経験者のおばあちゃんでさえ、信じてくれませんでしたから。

その上、苦肉の策で考えた町民を非難させる手段も、そりゃ絶対失敗するだろうという内容だし。

どうやって解決するんだと思わされました。

 

二人の恋愛

新海誠作品ですから、当然恋愛要素が絡んできますが、今回も素晴らしかった。

瀧と三葉は、最初お互いをイライラしてたりしていたのに、そのうちお互いを意識していることに気づくんですけど。

それが糸守町のピンチを救うという、ぎりぎりのタイミングまで気づかない鈍感っぷり。

二人とも恋愛に疎くて、自分の心の機微に疎いところがありますからね。

でも、読んでいる方としては、二人が近くなっていくのがわかって、キュンキュンきます^^

 

また、二人が出会うシーンは、場所も時間も予想外。

その上、ここでタイトルの意味が分かるんですから。

完全にやられてしまいました。

 

その他

読後の感想として、メインとなるのは、上の3つですが。

それ以外にも、楽しいことは結構ありました。

 

例えば、「もやしもん」以来の口噛み酒の登場!

久々にみる存在なので、見た瞬間に、なんか変なテンションになってしまいました^^

 

また、ユキちゃん先生の存在。

名前がユキちゃんで、担当が古典。

しかも、短歌の説明をしていて、美人。

ここまでいくと、タカオと別れた後のユキノさんなんじゃないかと期待してしまいます(「言の葉の庭」)

もしそうだったら、なんとなくうれしい。

でも、これは映像見てみないとなんともいえませんけどね。

 

終わりに

君の名は。の小説版を読んだので感想を書いてきました。

待ち望んでいただけにハードルを上げすぎてがっかりするかもとも思っていましたが、全然そんなことなくて十分楽しめました!

この内容は、かなり夏向きな感じだし、8月に公開される映画がさらに待ち遠しくて仕方がなくなってしまいましたね。

楽しみです^^

※追記

アニメとかあまり見ない、うちの妻も絶賛!^^

普段なら考えられないことですが、映画にもいきたいとのこと。

なので、普段アニメとかに興味がない人たちにもオススメできますね。

デートとかで行っても、案外喜んでもらえるかも^^

※小説や映画を見て、もっと「君の名は」を知りたいと思ったら。

特別編も見て、より深く入っていくのもオススメ

※劇場版の主題歌を歌うRADWIMPSのアルバム「君の名は。」

いい曲が多いですねー。

 

※他の新海誠作品の感想はこちら

「秒速5センチメートル(映画)」の感想!やっぱり心にくるね

「言の葉の庭(映画)」の感想!正反対の2人の関係が面白いな